意外な1位に秋田県。2019夏、人気急上昇の国内外旅行先TOP5
海外トップ5
第5位 ヤンゴン(ミャンマー)/伸び率+77%
「ヤンゴン」は、ミャンマーの旧首都で空の玄関口です。ミャンマーは30日以内の観光であれば2019年9月30日までビザが免除されており、行きやすくなっています。
なお、この措置が1年間延長されることになる見込みです。これでさらなる人気が高まりそうですね。
ミャンマーには、世界三大仏教遺跡の一つバガン遺跡、黄金色のシュエダゴン・パゴダなどがあり、見る者を荘厳な気分にさせてくれますよ。
第4位 ブダペスト(ハンガリー)/伸び率+79%
「ブダペスト」はハンガリーの首都で、“ドナウの真珠”と称される美しい街です。中世からの伝統があり、街の一画が「河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界文化遺産にも登録されています。
見どころは多いですが、ドナウ川を境にして西はブダ地区、東はペスト地区に分かれるこの街で、2つの地区を結んでいる「くさり橋(セチューニ橋)」は見ておきたいところですね。
第3位 ストックホルム(スウェーデン)/伸び率+89%
夏は日照時間が長く、最高気温は20℃台前半と過ごしやすい気候の「ストックホルム」は14の島々からなり、「北欧のヴェネツィア」と呼ばれています。
おすすめは、まず市庁舎。高さ106mの塔を持つレンガ造りの建物で、内部の精緻さは必見です。ここはノーベル賞授賞式の晩餐会が開かれる場でもあります。
次にドロットニングホルム宮殿。世界文化遺産に登録された建物で、現在も国王一家の住まいです。
第2位 ウラジオストク(ロシア)/伸び率+105%
「ウラジオストク」は、日本海沿岸にあるロシアの都市です。2017年からWebサイトを使って簡単にビザが取得できるようになったので、“日本から一番近いヨーロッパ”として人気が出てきました。
シベリア鉄道の始発駅にあたるウラジオストク駅や、ポクロフスキー聖堂といった「名所」的なところを見るのもよいですが、メインストリートにあたるアドミラーラ・フォーキナ通りをそぞろ歩きするだけでも面白いですよ。
第1位 大邱(韓国)/伸び率+155%
韓国の「大邱」は、スカイスキャナージャパンが行った「2019年ゴールデンウイーク 人気急上昇の旅行先トップ5」でも伸び率1位になっており、好調が続いています。
これはLCCの便数が増えたことが効いているからのよう。2018年から2019年にかけて、チェジュ航空の成田−大邱線や、エアプサンの北九州−大邱線が就航しています。
大邱は「何でもある街」的なところがあり、グルメなら西門市場、ショッピングなら東城路というスポットがあります。
景色を楽しみたいのなら八公山へどうぞ。「遊びたい」な方のためにはテーマパーク「E-World」があります。 ここにある「大邱タワー(83タワー)」からの見晴らしもいいです。
今年のお盆休みは最長9連休。スカイスキャナーのデータでは、国内旅行の予約席数が昨年の約2.1倍、海外旅行は約1.2倍。平均滞在日数は国内旅行が3.4日で、昨年の3.3日に比べ長くなっているそう。
海外旅行は7.9日で、昨年の8.1日より短くなりました。海外に出るよりは、国内でなるべくゆっくり過ごそうという流れでしょうか。夏旅はまだ間に合います。このランキングを参考に、お出かけ先を探してみてはいかがですか?