ハワイで一番ディープ&ピース。溶岩と生きる楽園プナの不思議な魅力
ピースで美しいヌーディストビーチ「ケハナ・ビーチ」
さて、世界で一番新しいビーチもさることながら、プナエリアのビーチといえばなんといっても「ケハナ・ビーチ」。漆黒のブラックサンドと真っ青に輝く海の色のコントラストが実に美しいビーチで、早朝や夕方にはよくイルカが遊びにやってきます。
今回の火山活動でもこちらのビーチは無事。相変わらず週末ともなればロコたちの社交&情報交換の場として大いににぎわいを見せています。実は、日本ではあまり知られていませんがこのケハナ・ビーチはハワイ島ではよく知られたヌーディストビーチです。
世界中どこに行ってもヒッピー的な雰囲気にあふれるエリアにはヌーディストビーチがありますが、ケハナもそのひとつ。
お天気のよい休日には、泳いだり、お昼寝をしたり、ヨガをしたり、楽器を弾いたり、知り合いたちと社交に興じたりそれぞれ思い思いにビーチでの数時間を過ごすのがプナで暮らす人々のライフスタイル。
もちろんヌーディストビーチといっても水着禁止というわけではありません。トップレスでもボトムレスでも、水着でも、自分にとって心地よい格好でリラックスタイムを過ごせばOKです。青空の下裸で泳ぐ開放感を体験してみたい人は、ぜひケハナでヌーディストデビューしてみてください。
ファンキーな「パホアタウン」
ハワイの島々ではどこもノスタルジーにあふれるオールドタウンが素敵ですが、個人的にとても気に入っているのがこのプナエリアにある「パホアタウン」。プナの雰囲気を象徴するパホアの町はハワイのなかでもっともファンキーなヒッピータウンです。
オーガニック系の「Island Natural」スーパー、小さなカフェやレストラン、ギャラリー、バー、ブティックなどがこぢんまりと並び、都会から来ると気が抜けるほどなんともゆるい雰囲気が漂うのが魅力。
2018年の火山活動でこのエリアを去ることを余儀なくなれた住民も少なくなく、町は以前よりちょっぴり寂れた感じもありますが、ロコたちに愛されるこのパホアの町はこれからもずっとピースでハッピーな雰囲気をまとったままでいてくれるはず。
オールドタウンの先にはグローセリーやドラッグストアが集まったイマドキのショッピングセンターがあり、いずれにせよプナエリアで食料や飲み物など必要なものを調達するためにはパホアへのストップバイが必須です。
プナの中心となるパホアへはハワイ島ヒロ空港から車で約30分。パホアからボルケーノナショナルパークまでは約45分。
ハワイ島観光でキラウエア火山を訪れる人は多いと思うので、次回はぜひパホアタウンをはじめプナの各エリアへも足を伸ばして、これまで体験したことのないハワイを体験してみてはいかがでしょうか。
- image by:小林繭
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