溶岩に消えゆく自宅を眺め…女神ペレに魅了された、ハワイ・プナの人々
カラパナで訪れたい、ユニークなギャラリー
そんなカラパナの跡地で出会ったユニークな人物が、ゲイリーさん。溶岩の虜になり日々日夜キラウエアの溶岩を撮り続ける写真家/映像家ですが、そもそも大工だったとか。
旅行で訪れたハワイ島のペレとキラウエアに魅了され2005年カラパナに住み着いてしまったという経歴の持ち主です。もちろん、この地にある家も自分で建てたもの。
話を聞いてみると、現在の家は2軒目で、前の家は2010年の火山活動で焼かれてしまったそう。ユニークなのが、いよいよというその日はピニクックテーブルを広げ、友人が持ってきてくれたシャンパンを飲みながら、家が溶岩に飲み込まれ焼けていくのを眺め楽しんだそう。
ある人から見たらゲイリーさんを始めここに住む人々は“モノ好き”と映るのでしょうが、プナの地に自分の足で立ち実際にあの宇宙観を体験してみると、この地にどうしようもなく惹きつけられる人々がいるということも理解できるかと思います。
カラパナの火山の歴史と動向を熟知しているゲイリーさんは日ごろガイドとしても活躍し、燃えてしまった家の跡に建てたいまの家は、溶岩と火山に関する資料の展示を行うギャラリーとしてもオープンされているので、話を聞いてみると面白いですよ!
- Hot Foot Photography/Gary Sleik
- 公式サイト
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