握手で挨拶はダメ?日本人が海外で気を付けたい「NG」行動

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2019/12/21

特別なスキンシップの注意点がある地域と国は?

いままではどういった地域、どういった体の部位、どういった人間関係が、スキンシップの場面で許容されやすいのか大まかに考えてきました。

次は筆者が実際に聞いた、あるいは体験した、特徴的な国と地域のスキンシップ注意点を紹介します。

年配の人、子どもの頭を触らない方がいい/東南アジア

image by:Photoongraphy / Shutterstock.com

頭は基本的にパーソナルな部分です。

先ほどの論文『Topography of social touching depends on emotional bonds between humans』を見ても、被験者の性別に関係なく(男性の方がより強く)頭はセンシティブな部分だと考えている様子が分かります。見知らぬ人には頭を触られたくないと考える人が、ヨーロッパであっても主流派です。

肉体的な接触に敏感な極東の人たち、さらにいえば東南アジアの人たちも、もちろん一緒です。

実際にタイでは「子どもと年配の方の頭に触っては駄目」と現地ガイドに言われた覚えがあります。そもそも年配者の頭に触れる理由などないのですが、子どもの場合は「かわいいね」といって、なでないように注意したいです。

自分よりも年長者に気安く触れない方がいい/韓国

image by:TamasV / Shutterstock.com

韓国は中国から輸入した儒教の教えを、李氏朝鮮時代に大成させた国です。

いまでも儒教的な発想のテレビドラマなどが作られていますよね。もちろん、高齢者は尊重すべきだ、高齢者の前ではきちんとすべきだという考え方も、一般的です。

そうした背景があるため、年長者が若い人を「ちょっとどいて」と押し分けても許されますが、逆は許されません


混みあった列車の中で押し分けるように高齢者の体に触れた知人が、烈火のごとくしかられていた光景を目の当たりにした経験もあります。

もちろん、儒教を教養として輸入した日本でも、高齢者を大切にする意識は広く根付いています。

外国である韓国で現地の高齢者を押しのけるような行動は誰もしないはずですが、年長者に気安く自分から握手の手を差し出すなどの仕草は、念のため避けておいた方が無難かもしれませんね。

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