握手で挨拶はダメ?日本人が海外で気を付けたい「NG」行動
一般的にスキンシップが盛んな地域や国とは?
筆者はトラベルライターとして世界中を旅しています。個人的な印象として大まかにいえば、スキンシップの頻度が高い人々は、暖かい国に暮らし、宗教上の規律、社会の風紀にそれほど厳格な意見を持っていない人たちだと定義できると思います。
もちろん、宗教上の理由から、国の思想や文化の影響から、暖かい地域に暮らしながらスキンシップの積極度が高くない人々も、もちろんいます。例えばインドや東南アジアのムスリム国家に暮らす人たちなど。
しかし、似たような文化圏であるヨーロッパに暮らす人でも、北欧よりは南欧、同じアメリカ大陸の人でも、北米よりは中南米の人々の方が、大まかにいってスキンシップの頻度が高く、コミュニケーションにおいて肌と肌を触れ合わせる頻度が高い印象があります。
実際にイギリスの『VIRTUALSPEECH』でも、肉体的接触が「とても」多い国と地域として、
- ラテンアメリカ
- 南ヨーロッパ
- 多くの中東諸国
が挙げられています。「比較的」多い国と地域としては、
- 北欧
- 北米
といった地域が挙げられています。逆に肉体的接触が少ない国と地域で言えば、
- 極東
が挙げられています。
ヨーロッパから見た極東といえば、東アジア、東北アジア、東南アジアの一部ですね。
日本を含めたこれらの地域は、気候的にも中南米と比べて暖かくはありません。北欧や北米と比べると変わりは大きくありませんが、社会の風紀の乱れに対する厳しい視線が、地方を中心に強く残っています。
その意味でいえば、ラテンアメリカ、南ヨーロッパなど暖かい地域に暮らし、宗教の規律、社会の風紀に対して、それほど厳格な意見を持たない人たちとの間では、もちろん人によって個人差はありますが、積極的にスキンシップを図ってもいいと考えられそうです。
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