握手で挨拶はダメ?日本人が海外で気を付けたい「NG」行動

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2019/12/21

地域と国に関係なく、スキンシップで触ってはいけない部位とは

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ただ、いくらラテンアメリカや南ヨーロッパの人々であっても、初対面の人に触れられたくない部位は間違いなくあるはず。

筆者の知人で、欧米の男性と付き合っている日本人女性から、

「スキンシップと称して、見知らぬ異性のお尻や胸に手を伸ばす彼の姿が許せない、これは本当に一般的なのか」

と、相談された経験があります。

ラテンアメリカや南ヨーロッパなど、スキンシップが一般的な国と地域では、スキンシップと称して何でも許されるのでしょうか?

もちろん、答えはノーです。

アメリカの科学誌『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された論文『Topography of social touching depends on emotional bonds between humans』でも、欧米人の触れられたくない体のパーツ、タブーゾーンが明らかにされています。

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この調査は、フィンランド、フランス、イタリア、ロシア、イギリスの男女1,368人に対して、肉体的接触の許容範囲を聞いています。フィンランドは北欧、イタリアは南欧に入るなど、被験者の地域にバランスが取れた調査ですね。

同性、異性、さらには相手との人間関係を踏まえて、肉体的に触れてほしくないタブーゾーンを調べています。


結果を大まかにまとめると、被験者の性別、被験者に対してスキンシップを図る相手との人間関係にかかわらず、基本的には、

  • 親しい人よりも人間関係が遠い人
  • 身体の背面よりも前面

になると、タブーゾーンは広くなります。

いうまでもない話ですが、相手との関係が遠い人だと、スキンシップが盛んなヨーロッパの人たちであっても、女性は胸や性器の辺り、男性は性器の辺りには、絶対に触れられたくないのですね。

また、被験者が男性の場合は、同性の見知らぬ人に、顔の辺りを絶対に触れてほしくないと考えている様子も実験で明らかにされています。

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逆に被験者の性別に関係なく、また相手との人間関係を問わず、唯一触っても許される部位は、手首から先の両手だけ。関係の深くない欧米人とスキンシップをする場合、とりあえずトラブルに発展しない、セーフティーなラインは、握手だけという話になります。

それでも要注意。被験者が男性の場合は、見知らぬ男性から手を触られたくない(握手をしたくない)と、警戒している様子が明らかにされています。

映画などで盛んに欧米の男性が握手をしているシーンが描かれていますが、現実に普通の旅行をしていて、握手をする場面はそれほど起こりません。

その意味で、仮にスキンシップが盛んな欧米諸国でも、特に北米や北欧など比較的寒い地域を旅行する場合は、誰彼構わず見知らぬ男性に手を差し出すような振る舞いは、控えた方がいいのかもしれませんね。

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