ひとりで楽しめる名城も。全国にある美しく優雅な「日本の城」10選
松江城/島根県松江市
別名は「千鳥城」で知られる、島根県松江市の「松江城」。天守閣は国宝、城跡は国の史跡に指定されています。
鎌倉時代から戦国時代かけて、この地に末次城が置かれたのがはじまりとされており、ここの天守閣は江戸時代に造られて現在まで残っている8つのもののうちのひとつです。
「日本さくら名所100選」や「都市景観100選」に選ばれるなどの美しい城として人気を集めています。
備中松山城/岡山県高梁市
「松山城」は、愛媛県松山市と岡山県高梁市に2つありますが、こちらは岡山県高梁市の「備中松山城」です。「日本100名城」のひとつに選定されており、城跡は国の史跡に指定されています。
また、江戸時代に建造された天守、二重櫓、土塀の一部が重要文化財に指定されています。天守閣は標高約430mの「臥牛山(がぎゅうざん)」の山頂にあります。このため日本で一番高い場所にある山城として有名です。
松山城/愛媛県松山市
こちらは、愛媛県松山市の「松山城」です。別名を「金亀城」「勝山城」といい、大天守(現存12天守のひとつ)を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されています。
また、「日本三大平山城」のひとつとされており、多くの重要文化財を有しているのも特徴です。
宇和島城/愛媛県宇和島市
「宇和島城」は愛媛県宇和島市丸之内にあった日本の城で、城跡は国の史跡に指定されています。その歴史は古く、941(天慶4)年に警固使であった橘遠保が「藤原純友の乱」を鎮圧するため、ここに砦を構えました。2006年には「日本100名城」のひとつに選定されています。
熊本城/熊本県熊本市
2016年の熊本地震で、打撃を受けて以来、復興のために注目を集めている「熊本城」。有名な戦国武将である加藤清正所縁の平城で、櫓・城門・塀が国の重要文化財に指定されています。
また、城跡は「熊本城跡」として国の特別史跡に指定。熊本地震で大きな打撃を受けましたが復興のシンボルとして修復が進められています。
日本を代表する建築物である「お城」。いまでもこれだけの素晴らしいものが遺されています。一度はじっくりと見て回って、日本人の精神や風土などを再確認してみたいものですね。
- image by:photoAC
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。