紀元前から戦後まで。いにしえの歴史をめぐる「博物館」ランキング
第7位 島根県立古代出雲歴史博物館/島根県出雲市
「神話の里」として知られる島根県出雲市にある「島根県立古代出雲歴史博物館」では、出雲の歴史を紹介しています。常設展示で目を引くのは「宇豆柱(うづばしら)」で、こちらは出雲大社境内遺跡から発掘された、直径約3mの巨大な柱です。
この他にも、出雲大社・出雲国風土記・青銅器についての実物や模型が展示されています。
企画展も随時開催されており、2020年4月24日から5月18日にかけては、再オープン祈念特別展「行列 雲州松平家と出雲国造家」が開催される予定です。
第6位 東京国立博物館/東京都台東区
上野公園の中にある「東京国立博物館」は国内外から連日多くのかたが訪れる、日本を代表する博物館のひとつです。考古・彫刻・絵画などの各分野で多くの国宝や重要文化財を所蔵しています。
特別展もさかんに行われており、2019年11月24日までは御即位記念特別展として「正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美」が開催されています。
また2019年11月6日から2002年2月9日までは「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」が開催されます。
第5位 福井県立恐竜博物館/福井県勝山市
「福井県立恐竜博物館」は恐竜関係では国内最大級の博物館で、常設展示室が銀色のドーム型をしていることでも有名です。
展示室内には、恐竜の世界・地球の科学・生命の歴史の3ゾーンがあり、44体の恐竜全身骨格が展示されています。
そのなかには、福井県で発見された獣脚類の「フクイラプトル」のようなご当地恐竜もいます。
恐竜骨格に圧倒されるかもしれませんが、地球の科学ゾーンの化石や、生命の歴史ゾーンのジオラマも見逃せない面白さですのでお忘れなく。
- ・スポット詳細記事
- >>>年間80万人が殺到。「恐竜王国」福井に世界三大恐竜博物館の1つがある理由(掲載日2019/01/24)
第4位 立佞武多の館/青森県五所川原市
青森県の「立佞武多(たちねぷた)の館」は、五所川原市の伝統的な祭りで、8月4日から8日にかけて開催される「五所川原立佞武多祭り」についての資料館です。
五所川原立佞武多祭りは、「青森のねぶた」や「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多のひとつで、高さ20m以上重さ約19tの山車が練り歩く豪快な祭り。
館では、この立佞武多の実物展示や、祭りのようすや五所川原の魅力を伝える映像が見られます。実際に使われる立佞武多に紙を貼る体験もできますので、「立佞武多したい!」と思ったかたはぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。