春の疲れをじんわり癒して。日本国内の人気「温泉地」ランキング
第3位 芹ヶ沢温泉/長野県(昨年ランク外)
蓼科パークホテル(長野県茅野市)
初訪問。物見遊山手形で200円割引。ほぼ貸切。
芹ヶ沢温泉を使用しています。
内湯は循環されたお湯が熱くて全体的にもけっこう熱めの温度。
源泉投入も多く、透明湯ながら注ぎ口付近は温泉成分で色づいている。
露天風呂は適温。開放感があって景色が良い温泉。 pic.twitter.com/kQ9kw7fpqF— なまっぴ (@namappi_) December 22, 2019
「芹ヶ沢温泉」は長野県の蓼科高原にある温泉で、戦国時代の名将・武田信玄が兵士の傷をこの湯で癒させたといわれているのです。泉質はアルカリ性単純温泉で神経痛、冷え症、疲労回復などに効能があるとされています。
宿はペンション、ホテル、旅館などさまざまそろい、ペット同伴で泊まれるところもあります。愛犬と一緒にゆっくり温泉旅行というのも素敵ですね。
なお、芹ヶ沢温泉のある蓼科高原は新宿から特急で2時間程度というアクセスのよさと、映画監督として名高い小津安二郎が愛したという美しい自然が相まって、リゾートによしスキーによしと非常に人気の高いスポットです。
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第2位 蓼科温泉/長野県(2018年3位)
「蓼科温泉」は第3位の芹ヶ沢温泉と同じく、長野県の蓼科高原にある温泉です。泉質はさまざまですが、蓼科三室源泉は長野県唯一の高温酸性泉として人気です。殺菌力が高く、皮膚病にへの効果が期待できるだけでなく美肌効果も望めるんだとか。
宿は100人規模のホテル、懐石料理が楽しめる旅館、20〜30人規模のペンションとそろっており、パートナーとの旅行でも、大家族での旅行でも好みのタイプが選べます。
周囲にはトレッキング、テニス、スキーなどのスポットがあり、自然のなかで思う存分アクティビティを楽しめるのも魅力のひとつ。
また標高2,237mの高地まで7分で上れ、八ヶ岳や北アルプスを一望できる北八ヶ岳ロープウェイがあり、山頂駅近くの坪庭で高山植物を見られることもあって、観光客の人気を集めています。
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第1位 嬉野温泉/佐賀県(2018年1位)
佐賀県の「嬉野温泉」が、なんと4年連続で1位に輝きました。奈良時代からあるといわれている老舗の湯ですね。
泉質はナトリウム重曹泉で、肌の角質を落とす美肌効果があるほか、飲むと胃腸や機能を活性化させるはたらきもあるとか。嬉野温泉はバリアフリーに力を入れており、温泉にある旅館の多くが障がい者トイレの設置や車いすの貸し出しをしています。
またヘルパーを派遣して高齢者や障がい者の観光客の入浴をサポートするなど、ソフト面の取り組みも進めていることも特徴です。
名物は温泉湯どうふで、トロリとした舌触りは絶品といわれています。あのグルメ漫画『美味しんぼ』に登場したお店もあるそうですよ。
ランキングを見ると、温泉の効能として美肌効果を挙げているところが多いようです。いくつになってもキレイで若々しくいたい。それは老若男女かかわらず、いつだって持っている思いのひとつ。
寒い冬の温泉もいいですが、熱い季節に入る熱い温泉もオツなもの。健康に気をつけて、ぜひ次の旅行計画に組み込んでみてくださいね。