まるでタイムトリップ。情緒あふれる「江戸東京たてもの園」紅葉ライトアップ

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2020/01/18

四季折々の美しさを楽しめる日本。冬に雪景色、春に桜、初夏に新緑…そして秋にこそ見ておきたい旬の美しさが、色鮮やかでどこか寂しさも覚える紅葉です。

今回は都内にいながら紅葉とあわせてタイムトリップ気分まで味わえる「江戸東京たてもの園」の秋のライトアップイベントをご紹介。ぜひ2020年のイベントの参考にしてみてくださいね。

美しい紅葉と建物が夜に浮かび上がる「江戸東京たてもの園」

高橋是清邸外観とライトアップ image by:梅原慎治

江戸東京たてもの園」は、1993年に江戸東京博物館の分館として建設された博物館です。江戸東京たてもの園に存在する建物は主に江戸時代から昭和中期に建てられた歴史的建造物であり、それらを移築、復元すると共に、保存しつつ展示することで、文化遺産の継承を図っているのです。

展示室出入口の枯山水 image by:梅原慎治

そんな歴史的建造物が集められた江戸東京たてもの園にて、2019年11月22日から24日までの3日間、紅葉とたてもののライトアップイベントがありました。普段は昼間のみの開園ですがイベント期間中は夜間も開園。普段味わうことのできない夜ならではの情緒を感じられます。

江戸時代の農家(綱島家) image by:梅原慎治

今回のライトアップイベントは、“ほのかな明かり”により照らし出される歴史の趣きを感じることができるようにと工夫されていたため、無粋な外灯などは極力点灯していませんでした。

また同園は広大な敷地を誇る都立小金井公園内に存在し、街灯りが届きにくい立地であることも相まって、暗がりは本当に暗く、“歴史的建造物が現役であったころの時代背景”を感じとれたような気がしてきます。

綱島家の囲炉裏 image by:梅原慎治
江戸時代に建てられた、八王子千人同心組頭の家のかまど image by:梅原慎治

民家の囲炉裏や暖炉、かまどなどに火が入れられており、移築した建物が現役だった当時の生活を支えていた灯りが再現されていました。

露店が広がる東の広場 image by:梅原慎治
キャンドルナイト image by:梅原慎治
キャンドルナイト image by:梅原慎治


一方で東の広場では露店が開かれると共に、約1,000個のキャンドルを灯すなど、今風の演出も行われていました。

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