旅を楽しみスマホを駆使し、パプリカを愛す。日本のシニア世代のいま
子どものころ好きだったもの、大人になって好きなもの
全回答者1,000名に「子どものころに好きだったアニメ」を聞いたところ、1位は「鉄腕アトム」、2位が「巨人の星」、3位に「サザエさん」となりました。1963年に放送開始された「鉄腕アトム」を、子どものころ夢中で見ていたシニアが多いようです。
男女別にみると、男性回答では1位が「鉄腕アトム」、2位が「巨人の星」、3位に「鉄人28 号」と、ロボットアニメや“スポーツ根性”アニメが上位に。女性回答では1位「鉄腕アトム」、2位「キャンディ・キャンディ」、3位「サザエさん」「魔法使いサリー」となっています。
全回答者1,000名に「好きな大河ドラマ」を聞いたところ、宮崎あおいさんが主演を務めた2008年放送の「篤姫」がトップとなりました。以降、2位は堺雅人さんが真田信繁(幸村)を演じた「真田丸」、3位は渡辺謙さんが伊達政宗を演じた「独眼竜政宗」でした。
歴代大河ドラマのなかでも人気の高い作品が並んだこの回答。特に、渡辺謙さんの「独眼竜政宗」は、「渡辺謙さんといえば政宗」というイメージを作り上げたほどの名作ですね。
全回答者1,000名に「好きな小説」を聞いたところ、1位「坊っちゃん(夏目漱石)」、2位「ノルウェイの森(村上春樹)」「三国志(陳寿/吉川英治他)」「竜馬がゆく(司馬遼太郎)」となりました。
さらに全回答者1,000名に「好きな芸能人」を聞いたところ、1位「明石家さんまさん」、2位「タモリさん」、3位「吉永小百合さん」がランクイン。お笑い界で、長きにわたって活躍を続けている明石家さんまさんがトップとなりました。
男女別にみると、男性回答では1位「タモリさん」、2位「新垣結衣さん」、3位「深田恭子さん」「明石家さんまさん」、女性回答では1位「明石家さんまさん」「嵐」、3位「吉永小百合さん」となっています。
最後に、全回答者1,000名に「今年(2019年)心に響いた歌」を聞いたところ、以下の順位になりました。
- 第1位 Lemon(米津玄師)
- 第2位 パプリカ(Foorin)
- 第3位 君が代
- 第4位 マリーゴールド(あいみょん)
- 第4位 糸(中島みゆき)
2018年末の紅白歌合戦での歌唱が印象的だった「Lemon」が、心に響いたというシニアが多いようです。2位の「パプリカ」は、米津玄師さんが作詞・作曲、プロデュースし、話題となりました。
孫世代の子どもたちに「パプリカが流れれば踊り出す」ほど人気な曲。それも、孫とのコミュニケーションを楽しみにしているシニア世代の心を掴んだ一因かもしれませんね。
アクティブに旅行を楽しんだり、スマートフォンを駆使してインタネットに親しんだり。またジャンルによっては幅広く若者世代の流行にも敏感ということが、現在のシニアの特徴のようですね。
高齢化社会となっている現在、シニア層の興味・関心が深いものに、今後より一層の発展がみられるかもしれません。
- source:PR TIMES
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