地域や世帯収入でもこんなに違う、お店選びのチェックポイント
地域別で見る、重視するポイントの違いは?
地域別の傾向を見てみると、北海道では「営業時間」を重視する人が全体より12ポイントも高いことがわかります。
北海道は1キロ平方メートルあたりのリラクゼーション・ボディケアの店舗数が約0.1店舗と少ないことから、移動に要する時間を加味し、営業時間をしっかりとチェックするという人が多いのかもしれません。
また、九州地方では「お店の雰囲気」「写真の豊富さ」を重視する人が、全体より6ポイント近く高いという、こちらも興味深い結果も得られています。視覚的な情報を得たいという方が多いのかもしれません。
世帯年収での傾向の差も
世帯年収別の傾向を見てみると、1,000~1,200万円未満の世帯年収層では「立地・アクセス」「メニュー・商品」および「支払い方法」や「頻繁に情報を発信していること」が全体に比べて高い傾向が見られます。
年収が比較的高めの世帯においては、料金よりも足の運びやすさや内容を重視することができる余裕があるといえそうです。
職業別の傾向としては、専業主婦(主夫)は、「立地・アクセス」「お店の雰囲気」「クーポン」の項目をより重視しているという結果に。
子育てや家事で自由になる時間が少ない人にとっては、交通利便やお店の雰囲気、お得さがお店探しのポイントとしてとらえられやすい傾向にあるようですね。
公務員、技術系の会社員、学生などは、ほかの職業と比べて「頻繁に情報を発信していること」を重視しており、情報の新鮮さを求める傾向が強いといえそうです。
実際に足を運ぶまでにほしい情報に、世代や性別により若干の違いがあることがわかった今回の結果。店舗情報サイトでお店の情報を収集する際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。