外国人が残した、幕末の面影が残る日本の美しい原風景たち

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2020/04/25

男女別?シマウマ水着が流行した海水浴場

ジェンス氏の写真には、海水浴を楽しむ人々の姿もおさめられています。写真を見ると浅瀬で浸かるように楽しんでいるようです。

女性の水着はいまのようなビキニスタイルではなく、着物の下に着る「肌襦袢(はだじゅばん)」のようなものを羽織っているようにも見えます。

よく見てみると、人によってはボーダー柄の水着を着ているようですね。

このボーダー柄の水着は「縞馬(しまうま)水着」と呼ばれ、ワンピースタイプの水着だったそう。写真は白黒ですが、水着はカラフルでとても人気を集めていたのだとか。

そして写真には「女子遊浴場・男子遊浴場」と書いた看板が見える通り、当時は男女で海水浴をすることが禁止されており、別々のエリアで楽しんでいたのですね。

いまも昔も美しい。歴史的建造物たち

こちらは広島県にある「厳島神社」の大鳥居でしょうか。

残念ながらどこで撮影された写真かは定かではありませんが、このようにジェンス氏の写真には、いまみても美しい歴史的建造物がたくさん残されています。

清水寺」や「鎌倉大仏」らしき写真も残されていましたね。色褪せることのない歴史的建造物は、古くより多くの人から信仰を集めていたのかもしれません。


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