1世紀以上続く煌びやかな世界。小樽「北一硝子」のガラス細工の魅力

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2021/11/17

硝子職人の技を見学しよう

image by:赤池リカ

北一硝子では、店頭で売られている硝子製品を制作する工房をガラス越しで見学することができます。

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小樽では昔から石油ランプや漁業用の浮き玉などを作る硝子工場がたくさんあり、多くの硝子職人が育ってきました。その職人の技が脈々と現在に引き継がれ、いまではその技がグラス、お皿、花瓶、アクセサリーの制作へと発展していきました。

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この工房では吹きガラスの実演が見られるホットワークと、バーナーを使って緻密なアクセサリーなどを作るワンプワークの2種類の制作が行われています。ここでは20~40代の幅広い年齢層の職人が働いていました。

ランプワークの工房では、手元の作業となるためあまり派手さはありませんが、職人が集中しながら、多くの専用道具を使って非常に緻密な部分まで制作に取り組む姿が見学できたのは貴重な体験です。

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ホットワークでは、るつぼと呼ばれる専用の硝子溶解炉から溶けた素材を竿に取り、濡らした新聞紙を使って成形するところを見ることができます。

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これら職人たちによって制作された硝子製品は、工房内で販売もされていました。職人たちの緻密な作業を見学したあとだと思わず手を伸ばしたくなります。

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また硝子アクセサリーは、工房隣にあるクリスタル館で購入することができます。パワーストーンならぬパワー硝子として、縁起物のアクセサリーとしても多くの種類が販売されていますよ。

「北一硝子」へのアクセス

JR線を利用した場合、新千歳空港駅や札幌駅など乗り換えなしで最寄駅の南小樽駅まで行けます。新千歳空港駅から約1時間、札幌駅からは約30分。バスの場合は小樽駅まで新千歳空港駅から約1時間40分、札幌駅から約1時間です。最寄駅からお店までは徒歩で約10~20分ほどです。


北一硝子は、その長い歴史に違わぬ素晴らしい硝子製品の数々を扱っています。お土産用で訪れた人も、思わず自分用のものも買ってしまいそうなほど。

ほかにも絶品レストランや工房見学など、ここだけで1時間でも2時間でも居座ってしまうでしょう。ぜひ一度北一硝子を訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 北一硝子
  • 北海道小樽市堺町7番26号
  • 0134-33-1993
  • 10:00~18:00(一部店舗除く)
  • 公式サイト
  • image by:赤池リカ
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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