コロナ禍のいま、日本在住外国人が国内旅行で求めているものとは?

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2020/09/21

日本に住んでいる外国人数(在留外国人)は、法務省によると2019年6月末時点で約282万人。多くのかたが永住、または中長期滞在をしていましたが、2020年は新型コロナウイルスの影響により、自由に国内外を行き来できなくなってしまいました。

このような状況で、日本在住の外国人のみなさんはこれからどのような日本を満喫したいと考えているのでしょうか。

今回は在住外国人向け英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」が行った「外出・旅行」に関する調査から、日本人とはまた少し違った目線から改めて見る日本の魅力をご紹介します。

新型コロナウイルス収束後、国内旅行へ出かけたい人は多数

image by:PR TIMES

「新型コロナウイルスが落ち着いたタイミングでしたいことは?」という質問では、85.3%で「日本国内旅行」が1位となりました。

「日本が好きだから」という理由で住んでいる外国人のかたも多いことから、まだまだ訪問したい場所があるのだと推測できます。

2位には「国内外旅行(74.3%)」、3位は「LIVE・演劇等の鑑賞(45.9%)」がランクイン。どちらもコロナウイルスの流行によって最も「できないこと」となってしまったものですね。

image by:PR TIMES

「今まで行った国内旅行の場所で一番満足度が高かった場所は?」という質問では、1位が北海道、2位が京都、3位は沖縄と、日本での旅行先における人気上位のエリアが見事にそろいました。

北海道、京都、沖縄ともに「食事」が大きな理由として挙がっています。また、北海道と沖縄では「豊かな自然」、京都では「寺院」「歴史」に注目。

ほかにも「地元の人の親切さや触れ合い」が共通して支持を得ています。文化が違う土地だからこそ、宿泊時をはじめとしたコミュニケーションやホスピタリティに感動を覚えるのかもしれません。


また気になるポイントは5位に長野がランクインしていること。長野オリンピックの舞台となった白馬村のスキー場があること、都内から比較的行きやすい距離でありながら、パウダースノーが楽しめることなどが評価に繋がったのかもしれません。

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「今後、日本旅行で行きたい地域は?」という質問では、1位に九州(59.6%)、2位は北海道(55%)、3位が沖縄(51.4%)という結果に。

日本史においても、九州は多くの偉人を生み出しているだけでなく、海外との交流も盛んな土地でもありました。独自の文化やグルメも奥深く、これから日本を掘り下げてゆく外国人の方々にとって、非常に面白い旅先なのかもしれません。

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