横浜・神戸・長崎…国内で海外気分を楽しめる「日本三大中華街」

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2020/10/19

長らく続く海外への渡航自粛要請。ビジネスや技能実習生など、一部を対象に往来を再開した国が徐々に増えているものの、海外旅行はまだできる雰囲気ではありませんよね。

旅行好きにとってはなかなか厳しい日々が続くいまだからこそ、日本にいながらにして異国の気分が味わえる場所へ出かけてみませんか?

そんな海外気分が味わえることに加え、美味しい、面白い、安い!の三拍子そろった場所が「中華街」です。今回は観光場所としてぴったりな日本三大中華街の魅力に迫ってみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

日本三大中華街とは?

image by:eakkarat rangram/Shutterstock.com

赤い装飾があふれ、中国語が飛び交う画期ある中華街。まるで中国にいるかのような雰囲気で満たされた中華街は、日本に3カ所あります。

規模の小さなものはもっとたくさんありますが、日本三大中華街といえば横浜にある「横浜中華街」、神戸の「南京町」、そして長崎「長崎新地中華街」の3つを指します。

この3カ所はどこも昔から交易の港として栄えた場所。横浜、神戸、長崎の3つの港が海外貿易の拠点となるにつれ、中国からたくさんの人たちが貿易商や通訳として訪れるようになりました。

この方々向けに中華料理店がオープンしたのが中華街の始まりとされています。同じ中華街とはいえ、この3カ所はそれぞれ異なる特徴がありますので、詳しく見ていきましょう!

「横浜中華街」は東アジア最大の中華街!

image by:Sean Pavone/Shutterstock.com

まずは「横浜中華街」。こちらは観光名所にもなっており、東京旅行と合わせて訪れるかたも多い中華街です。最寄り駅はみなとみらい線の元町・中華街駅です。

約500平方メートル四方の大きさを誇る東アジア最大の中華街で、中国風の鮮やかな色使いの大きな門をくぐるともうそこは中国そのもの!


大通りだけでなく、細い路地にもたくさんのお店がひしめいています。お店の数はなんと約600軒以上!飲食店だけでなく、雑貨屋さんや中華食材のお店などさまざまです。

横浜中華街には小さなものも含めると全部で10基もの門があります。風水の思想に基づいて造られた門は、パワースポットにもなっているのでぜひ立ち止まって見上げてみましょう。

横浜中華街といえば食べ歩きと食べ放題!

image by:Benny Marty/Shutterstock.com

横浜中華街の楽しみ方といえばなんといっても食べ歩き。路面に屋台を設けているお店が多くあちこちからセイロの湯気が立ち上っています。

大げさではなく顔くらいの大きさがある具材たっぷりの肉まんや、一口サイズの小籠包ごま団子に焼き立てのパイナップルケーキなど目移りしてしまうこと間違いなし。

食べ歩きしやすいように串にささった餃子や、かわいいパンダまんなどもあります。

驚くのはその安さ!屋台で販売されているものは100円~500円くらいが相場です。食べ歩きグルメを格安でいただけるのは嬉しいですよね。

もちろん食べ歩きだけでなく店内でゆっくり食事ができる中華料理店も立ち並んでいるので、どのお店に行きたいかを決めてから訪れるとスムーズです。

横浜中華街にはお得な食べ放題のお店が多くあるのが特徴。オーダー式の食べ放題が多く、味も間違いありません。


パワースポットにも訪れよう

image by:Shutterstock.com

風水に基づいて造られた横浜中華街にはご利益があると評判のパワースポットがあります。それが「横浜媽祖廟(よこはままそびょう)」。

航海を守る媽祖様とともにさまざまな中国由来の神様が祀られており、恋愛、開運、金運などあらゆることにご利益を授けてくださるそうです。横浜媽祖廟にはよく当たると評判のおみくじもあるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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