これマジで!?外国人が衝撃を受けた、日本のサブカルチャー

実は同人誌もある?母国作品との違いとは

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母国のマンガはない…/ポーランド出身

母国のマンガは全く見かけたことがないですね。多分、ないのかな…?やはり日本のアニメやマンガのほうが有名です」(ポーランド出身/日本在住歴1年)

日本のマンガみたいに細かくない/スペイン出身

「日本のマンガは場面の書き方や表情が細かいですよね。でも、スペインではもっと人やものの書き方が単純です。スペイン人は日本人みたいに細かくないからだと思います」(スペイン出身/日本在住歴2年半)

そもそも漫画家が少ない/フランス出身

「フランス人の漫画家は非常に少ないです。僕も正直あまり聞いたことがありません。確か、トニー・ヴァレントの『Radiant(ラディアン)』というフランスのマンガは、日本のテレビでも放送されたので知っている人も多いのでしょうか?」(フランス出身/日本在住歴5年)

フランス出身のトニー・ヴァレントさんは、フランス語のオリジナルで描かれた日本風マンガ、通称「マンフラ」作品を多数発表している漫画家です。

フランスのマンガといえばオールカラーで描かれることが一般的ですが、代表作『ラディアン』は日本マンガのスタイルで描かれた作品のひとつ。注目すべきユーロマンガで、日本でもアニメ化もされました。

実は同人誌がある!/フランス

フランスでの「ジャパンエキスポ」image by:lullypop from chamonix, France / CC BY

「フランスにも同人誌があります!日本のマンガのような作風の同人誌もあるのですが、やはり本場の日本と比べると見劣りがする気がします…」(フランス出身/日本在住歴1年)

フランスでは日本のカルチャーを発信する「Japan Expo(ジャパンエキスポ)」というイベントが毎年開催されています。マンガやアニメ、映画や音楽など日本が世界に誇るカルチャーの祭典が毎年話題を集めているのだとか。

日本のコミックマーケットのように、多くのファンがコスプレで参加し、大人から子どもまで参加しているそうですよ。

ヒーロー系ばっかり/アメリカ出身

「例えば、アメリカのコミックのほとんどはヒーロー系です。しかし日本の作品はヒーロー系だけではなくギャクやドキュメンタリー、スポーツなどジャンルがたくさんあるので、いろいろなマンガやアニメを楽しむことができます」(アメリカ出身/日本在住歴10年)


作品をきっかけに日本に興味を持つ人が多い/フランス出身

image by:(C)スタジオジブリ

「最近、フランスは出版社が多くなってきました。いまはたくさんの日本のマンガや映画、アニメを視聴したり買ったりすることができます。

『ワンピース』『ドラゴンボール』は定番の人気アニメで、ジブリや新海誠監督の作品も人気を集めているみたいです。そして作品をきっかけに日本に興味を持つ人が増えていると感じます」(フランス出身/日本在住歴5年)

フランス市場では日本のアニメに対する関心の高さ、そして選択肢の多様性に関しては世界第2位

配信プラットフォームの企業が会員数や視聴回数を含めた数値は、企業秘密とされており公表されていませんが、日本のポップカルチャーの人気度が分かりますね。

外国人が感じた、日本作品のすごいところ

image by:Hannari_eli / Shutterstock.com

主役以外も活躍するところがいい/アメリカ出身

「日本のマンガは設定が細かくてストーリーがしっかりしていると思います。主役以外のキャラクターにも作者の愛情が注がれていて、時には主役よりも活躍するところが好きです。コスプレなども楽しめるようなキャラクターの衣装もとても良いと思ってます」(アメリカ出身/日本在住歴5年半)

日本語が読めなくても絵で楽しめる/ブラジル出身

「ブラジル人なら誰でも日本のマンガに興味を持って、憧れるんじゃないですかね。母国にあるようなマンガと比べてもストーリーの豊富さ、非現実的な空想が明らかに多いと思います。日本語を読めなくてもある程度、絵でストーリーを理解することができるのがいいですよね」(ブラジル出身/日本在住歴17年)

昔のマンガがいま読んでも楽しめる/中国出身

「個人的に日本のマンガは世界で1番だと思います。その理由はストーリー全てが斬新です。ヒットしたマンガはアニメにもなるので、毎回期待して読んでいます。昔のマンガも色あせることなく、いまだに読み続けられる。これは素晴らしいことだと思います」(中国出身/日本在住歴3年)

マンガよりアニメ派/イタリア出身

「昔からイタリアのテレビで日本のアニメを観て育ちました。ただ、マンガのセリフは漢字が多いうえに縦書きなので、自分で実際に読むのは難しいと感じました。あと、日本のマンガは白黒なので、アニメと比べると少し怖さが増すような気がします。

例えば『鬼滅の刃』は、白黒のコントラストが画面に映える作品ですが、それが特にバトルシーンとなると、全体的に暗くて怖い印象になる気がします。なので私はマンガよりもアニメの方が好きですね!」(イタリア出身/日本在住歴3年)

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