お得しか勝たん。都内の美術館を賢くめぐる「ぐるっとパス」の魔力
ぐるっとパスの魔力3:知らない街を歩く楽しみ
美術館めぐりをしなかったら、きっと知らなかったであろう町や路地もたくさんあるのです。
例えば、三菱財閥を築いた岩崎家ゆかりの巨大な本棚のある「東洋文庫ミュージアム」、広大なお庭が美しい「静嘉堂文庫美術館」はともに無料。なので毎回通っていますが、なぜか丸の内ではなく、東京の北と南の外れにあるのです。
この2館に2カ月にいっぺん通わなかったら、この界隈の街歩きやお庭歩きをすることなんてなかったでしょう。東京は広いなあ 、盲点だらけだなあって気づかされます。
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ぐるっとパスの魔力4:ついでにご当地B級グルメも探求
2カ月に一度、お気に入りの美術館を訪ねるということは、その近くに馴染みの店ができてランチやディナーを楽しむということでもあります。
例えば、 両国駅界隈は「江戸東京博物館」「刀剣博物館」「すみだ北斎美術館」など、上野と並ぶ「ぐるっとパス」銀座でもあります。
そしてちゃんこ鍋や蕎麦の名店も多く、あの美術館・博物館に行ったら、あの店という道楽ルーティンができるようになると楽しさ倍増でリピート確実です。
ぐるっとパスの魔力5:カフェで優雅なひとり時間
おしゃれな美術館のなかには、あるいは周りにはおしゃれなカフェがもれなくついてきます。美術館を楽しんだあとは、カフェでひとりお庭を眺めながらぼーっとしたり、好きな本を読んだりするのが至福のひととき。
ラグジュアリーホテルのカフェにありがちな独特のなんかあの居づらい雰囲気もなく、静かで上品かつゆったりとした時空を楽しめます。
例えば、「東京都庭園美術館」のカフェを、旧朝香宮邸様の美しき洋館を愛でたあとに楽しんだら、ここはどこ?私は誰?って異次元気分を味わえます。