だんだんと寒さが増してくると、恋しくなる全国各地の「温泉」。とくに秋から冬にかけては、紅葉や雪の美しさで特に温泉が楽しめる時期ですよね。

新型コロナウイルスの流行で近場の旅行が増え、国内の良さが見直されている現在、より一層日本ならではの「和」を感じられる旅館はどこなのでしょうか。

今回、宿泊予約サイト「Booking.com」が、最新の国内おすすめ旅館を発表。感染予防対策を意識した「新しい日常」がスタートしているなかで、「密」をしっかりと避けながらくつろぐことができる施設が厳選されました。

口コミスコア10点満点中で、お湯やお部屋はもちろんのこと、景色や料理などすべてにおいて高評価を獲得している珠玉の国内旅館を早速ご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

葉山舘／山形県上山市

クチコミスコア 8.9点

宮城県・山形県に連なる蔵王連峰を臨む高台というロケーションに建つ「葉山館」。洗練された和モダンなインテリアが高級感にあふれ、東北の大自然と美しく溶け合うくつろぎの旅館です。

すべての客室に専用の檜風呂が完備され、100％源泉かけ流しのお湯を満喫することが可能。

テラスの足湯や掘りごたつの和室など、贅を尽くした「和」のリラックス要素に加え、シモンズのベッドやピアノと書籍の置かれたラウンジなど、随所に「洋」の効果も取り入れられ、癒し効果も最高潮に。

美食の宿としても評判の葉山館。山形牛や山菜、魚介類など山形自慢の海や山の幸が豊富に取り入れられた夕食・朝食の料理たちは、季節感あふれる身体に優しいものばかり。

食材そのもののおいしさが伝わる、満足度の高い食事が満喫できます。

新井旅館／静岡県伊豆市

クチコミスコア 8.9点

日本百名湯のひとつである静岡県・伊豆の修善寺温泉郷で、1872（明治5）年に創業された「新井旅館」。

15棟もの登録有形文化財を有し、芥川龍之介をはじめとする多くの文豪や著名人にも愛された歴史と伝統の旅館です。

まるで当時にタイムスリップしたかのような館内の景観はどこも絵になるものばかりで、レトロな「和」の真髄を体感できます。

なかでも総檜造りの大浴場「天平大浴堂」は、壮麗な日本建築の魂が伝わってくるかのような見事さ。木漏れ日を浴びながら満喫できる露天風呂も、絶景のベストスポットです。

毎月内容が変わるこだわりの会席料理は、炊き立ての修善寺産・有機特別栽培こしひかりや、おろしたての中伊豆の名物・生わさびなどをじっくり味わえる色彩豊かなもの。

別注のステーキやアワビ、海老などの高級食材による料理の数々もたまりません。

飛騨亭 花扇／岐阜県高山市

クチコミスコア 9.1点

日本古来の情緒あふれる街並みを残す岐阜県・飛騨高山の市街で、唯一の自家源泉を持つ「飛騨亭 花扇（はなおうぎ）」。

地下1,200mから湧き出す源泉「神代の湯」は、しっとりとした肌に仕上げてくれる、まるで美容液のようなとろみが魅力。美肌効果が女性に大人気の旅館です。

石造りの露天風呂や日本庭園のような足湯、客室の貸切露天風呂まで、珠玉の源泉を満喫できる浴場も種類豊富。

神代杉や吉野杉など、伝統の木材をふんだんに使用した暖かみの客室も、疲れた身体をゆったりと包み込んでくれます。

夕食には、飛騨高山の美しい水や寒暖差などの自然から恩恵を受けた豪華食材を彩りも鮮やかに仕上げた会席料理が。

高級ブランド牛・飛騨牛をステーキやローストビーフ、しゃぶしゃぶなど、さまざまな調理法でいただく「飛騨牛尽くし会席」は見逃せません。

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