シーズンオフの北海道「知床五湖巡り」で、大自然との共存を学んできた
雨のトレッキングは「想定外」がいっぱいだった
続いて四湖と三湖を目指すため、湖越しに見える山々をぼんやりと確認しながら進んでいきます。
三湖周辺の遊歩道では、アカゲラが虫を食べるためにあけた大きな穴のある木があったり、エゾシカが食べてすっかり皮が剥がれてしまった木など、ガイドさんのおかげで動物たちの痕跡に気づくことができました。
途中、大木が何本も倒れているのを目の当たりしました。これらはヒグマたちが倒したわけではなく、寿命や海からの風などにより倒れてしまったものなのだとか。
でも、倒れた木のそばには次の新しい命が芽生えていて、自然のサイクルを目の当たりにすることができました。
原生林を抜け、地上遊歩道から高架木道へ。電気柵が張りめぐららされているので、ここまで来たらもうヒグマの心配はありません。
一湖の展望地には看板があり、知床連山と湖をバッグに記念写真を撮ることもできますし、高架木道からは一湖のほか、オホーツク海を見晴らすことも可能です。
が、しかし、この日は生憎の雨のため、残念ながら冬間近の知床の景色はどこもどんより…。晴れている日は上記の写真のような光景を望むことができるそうです。
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