旭山動物園よりおすすめ?アクセス抜群の「のぼりべつクマ牧場」徹底レポ
広大な大地を持つ北海道。道内を移動して複数の観光スポットを回るには移動で時間を大幅にロスすることも…!
北海道旅行の拠点はやはりグルメに困らない「札幌市内」が人気ですよね。そこから「旭山動物園」や「富良野」などの観光地へ訪れるのが定番。
しかし前述のスポットへは車で片道約2時間かかることを知っていましたか?せっかくの旅行で合計4時間移動に使うのはもったいないですよね。
そこで今回は車移動で約1時間で到着する道民オススメの観光スポット「登別」の、北海道ならではの貴重な体験ができる「のぼりべつクマ牧場」をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
札幌から車で約1時間の観光地「登別」へ
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登別市は札幌市から車で約1時間の北海道中南部(道央地方)に位置しており、北海道有数の温泉地でもあります。札幌からのアクセスの良さもあり、道民から人気の観光スポットです。
車以外にも札幌からは「JR+道南バス」(所要時間約1時間25分)で訪れることもできます。乗り換えの時間などもあるので、とにかく移動時間を短くしたい方はやはり車での移動をオススメします。
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本記事では「のぼりべつクマ牧場」について紹介しますが、施設周辺には登別温泉の源泉となる爆裂火口群「地獄谷」や、日本屈指の透明度を誇る「クッタラ湖」など見どころがたくさんあるエリアです。
個性豊かなエゾヒグマに会える「のぼりべつクマ牧場」
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「のぼりべつクマ牧場」は、北海道に生息する野生動物の保護と観察、研究のために1958年に開園した歴史ある施設です。現在はアイヌ民族から「カムイ(神)」と崇められていた「エゾヒグマ」が約80頭余り同施設に生息しています。
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駐車場付近にある「ロープウェイ山麓駅」から約7分間ゴンドラリフトに乗り、「ロープウェイ山頂駅」まで行きます。
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入園料金は往復のゴンドラリフト代も含めて大人2,650円、小人1,350円(その他団体料金等あり)です。
ちなみにのぼりべつクマ牧場では毎年秋に「どんぐり割引」という、持ち込んだどんぐりの量に応じて入園料を割引する面白いサービスがあります。
50g〜149gの場合は大人100円引きとなり、さらに持ち込んだどんぐりはクマが食べてくれます。時期が合えばユーモアたっぷりのサービスもぜひ利用してみてください。
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山頂は天気が変わりやすく、気温も低いのでしっかりした防寒対策が必要です。ちなみに取材時は10月下旬でしたが、雨があられ(雪)に変わるほど気温が下がっていました…!
エゾヒグマの生息地へ到着
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ゴンドラリフトで全長1,260mの距離を景色を楽しみつつ空中散歩をしていると、あっという間に「ロープウェイ山頂駅」に到着。
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施設内には「第1牧場」「ヒトのオリ」「第2牧場」「子グマ牧場」とエゾヒグマを間近に観察できるエリアと、アイヌ文化を体感できるエリア「ユーカラの里(アイヌコタン)」「アヒルのレース」「リス村」などクマ以外の動物を観察できるエリアに分かれています。
また珍しい剥製が展示される「ヒグマ博物館」や、温かい食事を楽しめる「クマ山食堂」など屋内でゆったり過ごせるスポットもありますよ。自然に囲まれた広い敷地なので、動物たちだけではなく周囲の自然にも癒されそうです。
大迫力のエゾヒグマを間近で見る貴重な体験を
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ロープウェイを降りるとすぐに見えるのは、子グマが誕生した年の5月上旬〜12月初旬のみ公開している「子グマ牧場」。小さくて好奇心旺盛な子グマが元気いっぱいに迎えてくれます。
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まるでぬいぐるみのように愛らしい子グマがのびのび過ごす姿にハートを鷲掴みにされます…。
ちなみに2020年に誕生したこちらの子グマはメスで、名前は「エース」。赤ちゃんのころから足繁く通い、成長を見守るファンも多数存在する人気のクマです。
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「第1牧場」「第2牧場」「人のオリ」では自由におやつを与えることができるので、こちらでクッキータイプの「クマのおやつ」(1袋100円)を購入します。
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おやつを与える時のクマたちの「おやつアピール」は、同施設の見どころのひとつ。
飼育員が教えた訳ではないのに、クマが自ら考えたポーズでアピールをしてくれるのが楽しいので、おやつの購入は1人1袋をオススメします。