初体験は最悪だった…外国人に聞いた「大人になった日」の思い出
成人記念にみんなでバーへ/アメリカ出身
「バーやクラブは年齢確認があるから、成人記念(21歳)に行ってみるという話はよく聞くよね。わたしも友だちに手作り誕生日ケーキで誕生日を祝ってもらったあと、みんなでバーに飲みに行ったよ」(アメリカ出身)
「21歳になったとき、レストランで初めてお酒を注文した。大学などでこっそり飲む未成年も多いけど、年齢確認が厳しい飲食店で堂々とお酒が飲めるようになったのがうれしかった」(アメリカ出身)
アメリカでは18歳で成人を迎えますが、お酒を飲んでいいのは21歳になってから。これはすべての州で共通している法律です。
飲食店によっては40歳以上に見えない場合は、年齢と顔写真の確認できるIDの提示を求められます。だからこそ21歳になって堂々とお酒を飲めることが、改めて大人になったという実感を感じる瞬間なのかもしれませんね。
初めてのお酒、初めての泥酔/韓国出身
なかには成人祝いでお酒を楽しんだとの声もチラホラ聞こえてきました。韓国出身のかたによると、飲みすぎてしまった苦い思い出があるのだとか。
「当日は友だちとお酒を飲みに行きました。韓国では『ソジュ』という15度程度の焼酎がメジャーですが、外で堂々とお酒が飲めることに舞い上がってしまい、気付いたら全員酔い潰れて1次会(8時半)で解散した記憶が…。翌日も二日酔いになってしまってかなり体がだるかったことを覚えていますね」(韓国出身)
お酒を飲めるようになったからといって、体がお酒に慣れているとは限りません。お酒を飲んで盛り上がってしまう気持ちもわかりますが、お酒は少しつず慣らしていきたいところです。
飲みすぎて二日酔いに…/ニュージーランド出身
「ヤード・オブ・エール」で祝ってもらったニュージーランド出身の男性も、楽しさのあまり飲みすぎてしまったのだとか。
「バーの一角を借り切って、友だちに21歳を祝うパーティーをしてもらったよ。その日は天気が良かったから、庭に出てビールをがぶがぶ飲んで、とにかく『おめでとう!』と祝ってもらった。
でも当日は楽しかったけど、結局次の日はかなり激しい二日酔いで完全にダウンしてしまった」(ニュージーランド出身)
ディスコをハシゴしながらナンパした!/タイ出身
「かなり昔のことですが、成人を記念して友だちと飲み屋やディスコをハシゴしまくりました。そしてナンパをたくさんしましたね。ビリヤードのあるバーで他のお客さんに遊び方を教えてもらったりして楽しかったです!」(タイ出身)
タイでは私法上の成年年齢は20歳です。選挙権は18歳からありますが、お酒が飲めるのは日本と同じく20歳から。2008年以前は18歳から飲酒可能でしたが、法改正以降、現在の年齢まで引き上げられました。
ほかにも、「成人記念にタバコを吸ってみた」「バンジージャンプした」なんて声もあるなか、中国出身の男性は、ひとりの大人として認められた責任を感じ、育ててくれた両親へ感謝の気持ちを伝えたのだそう。
成人式のような式典はなくとも、各々メモリアルな1日を過ごしたようですね。