コロナ禍でどう変わった?外国人が考える、今後の「日本旅行」とは
実は都市部より「地方」に注目が集まっている?
「コロナの影響を受けて、都市部より地方が旅行先として優先度が高くなると思いますか?」という質問では、78%が「地方の方が優先度が高い」と回答。非常に高い支持率となりました。
それぞれの場所を選ぶ理由について質問すると、双方ともに50%以上が「ゆっくりできると思うから」と回答。訪日旅行に、リラックスや癒しを求めているかたが多いことがわかります。
一方、都市部では31%が「口コミなどの情報が取得しやすい」と回答。地方を旅行するにあたり、圧倒的な情報量がある都市部と比較して、情報収集の難しさを感じているかたが多いのかもしれません。
「希望の宿泊タイプ」を見てみると、18%で「温泉旅館」、17%で「民宿」と、1位と2位は非常に僅差となりました。東アジアでは、26%で「ラグジュアリーホテル」が1位となっており、「宿泊施設を選ぶポイント」と合わせて見てみると「衛生面」を重視していることがわかります。
2019年に行われた「宿泊施設利用率ランキング」では、1位が「ビジネスホテル(45%)」だった宿泊タイプですが、今回は温泉旅館が1位、ビジネスホテルは6位という結果に。新型コロナウイルスの影響があるのか、ニーズに変化が生じているようです。
「コロナをきっかけに、情報収集は念入りになると思いますか?」という質問では、89%が「はい」と回答。日々コロナを取り巻く状況に変化があるため、安全・安心に旅行をするためには必須と考えているかたがほとんどのようです。
新型コロナウイルスの影響もあり、人の密集する場所や施設ではなく、地方での文化体験や自然散策を楽しみたいと考えるかたが増えていることが分かった今回の結果。
旅館や民宿への人気も高まっており、この機会をきっかけに、これまで以上に日本らしい体験をしたいというかたが増えていくかもしれません。
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