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雪見温泉でいい気分。長野「地獄谷野猿公苑」へ、ほっこりお猿さんに会いに行こう

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2021/02/13

無性に温泉が恋しい季節ですね。温泉国日本の冬の風物詩といったら、何といっても温泉に浸かる猿の図ではないでしょうか。

最近は猿だけでなくカピバラというのも定番になってきましたが、寒さが一段と増すこの季節、温泉のありがたみがジンワリ染み入るのは人間も動物も同じなんですね。

ということで、今回は思わずなごめるお猿の温泉スポットである、長野県の「地獄谷野猿公苑」ご紹介したいと思います。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

長野「地獄谷野猿公苑」なら、温泉でくつろぐニホンザルに出会えるかも?

image by:photolibrary

猿が浸かる温泉として、日本はおろか世界にまでその名を知られる、長野「地獄谷野猿公苑」。気持ちよさそうに温泉に浸かる猿たちの姿はSNSなどで世界中へ拡散され、外国人から超がつくほど人気のホットスポットとなっています。

「地獄谷野猿公苑」があるのは長野県北部の下高井郡。渋温泉から2.5kmほど横湯川を志賀高原方面に向かった渓谷に位置します。

標高にして850m、あたり一帯は上信越高原国立公園の指定を受けるエリアで、一年の三分の一が雪に覆われ、積雪は1mにも達する険しい谷です。

image by:小林繭

いたるところから湯気が立ちのぼるその景観は、いかにも“地獄”を思わせるもので、「地獄谷」の名で呼ばれていますが、猿たちにとってここはまさに楽園。渓谷の奥に続く深い山々は昔から猿たちの棲家として知られる場所でした。

image by:小林繭

ちなみに、私たちにとってずいぶんと馴染みの深い動物かと思われるニホンザルですが、実はもともとは人里離れた山奥に生息する動物。その生態についてはあまり知られていなかったのだそう。

そんな背景から、1964(昭和39)年にニホンザルの生態を間近で観察することを目的として開苑されたのが「地獄谷野猿公苑」なんです。


image by:小林繭

「地獄谷野猿公苑」は公苑とはいっても、特に敷地を区切っているわけではありません。そこには柵もなければ、オリもありません。ここに姿を現す猿たちはみな野生の猿で、あくまでも彼らの棲家は山の中であり、猿たちの気が向けば苑の敷地内にやってくるという感じです。

そのため、苑では猿たちに餌を与えてはいますが、たくさんの猿たちの姿であふれかえることもあれば、ときにまったく姿を現さない日が続くこともあるそうです。

image by:photolibrary

そして、温泉好きというイメージとはうらはらに、猿は基本的に身体が濡れることを嫌がる生き物だとか。なので、温泉に入るのはあくまで身体を温めることが目的。冬の寒さに耐えかねてようやく湯に浸かるというわけなんです。

image by:photolibrary

ですが、それぞれの個体差が大きいのが猿の特徴なので、なかには温泉好きな猿もいるだろうし、湯に浸かることを怖がる猿もいたりして、その様子をじっと観察しているだけでさまざまな猿模様が浮かびあがるのが面白いところです。

image by:小林繭
image by:小林繭

ちなみに、私が夏に訪れた時は苑の手前からずっとたくさんの猿たちがいましたが、温泉に入る猿の姿はほとんどなく、たまに遊びで泳いでるふうの小猿がいたくらい。じっと温泉に浸かる猿の姿を見たければ、やはり冬に訪れるのが正解ですね。

image by:photolibrary

外国人観光客の姿がほとんどない今年は、猿たちもずいぶんひっそりした冬を迎えているようです。せっかく野生の猿たちが目の前にいても、観光客でごったがえす状況では落ち着かないので、雪見温泉を堪能している姿をゆっくり撮影したり観察したいという近隣にお住まいの人にとっては、タイミングが合えば絶好のチェンスかもしれません。

冬の間は降雪情報に十分注意して、無理のない範囲で余裕を持ってお出かけしてみてくださいね。

  • 地獄谷野猿公苑
  • 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
  • 大人(18歳以上)一般800円、こども(小学生~高校生)一般400円
  • 定休日:なし
  • 夏季(4月ごろ~10月ごろ)8:30ごろ〜17:00ごろ/冬季(11月ごろ~3月ごろ)9:00ごろ〜16:00ごろ
  • 公式サイト
  • image by:Shutterstock.com
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノやロハスネタを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

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