ぶっちゃけ、どうしてる?男女に聞いた「アフターコロナ」に関するリアルな声
新型コロナウイルスが世界を席巻し、緊急事態宣言が発令され大きく状況が変化した2020年。いろいろなことに挑戦したり出かけたりと楽しい予定を立てていたはずが、ことごとく狂ってしまった、という方も多いのではないでしょうか。
今回、ファッションやビューティ、恋愛などを中心にライフスタイル情報を発信するLOCARI(ロカリ)が「アフターコロナに関するアンケート」を実施し、日本全国の男女369名の回答による結果を発表しました。
2021年を迎え、ワクチンの投与が開始されるなど「アフターコロナ」を望む、リアルな声をチェックしてみましょう。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
旅行に行き、家族に会いたい…当たり前にできていたことができなくなる辛さ
「新型コロナウイルスが落ち着いたらやりたいことは?」という質問では、81.6%で「国内旅行」が最多に。
「ディズニーランド」「沖縄」「温泉」など具体的な回答もあるなか、「どこでもいいから出かけたい」という声もあり、海外より気兼ねなく旅立てる国内の需要が高まっているといえそうです。
とはいえ、やはり海外旅行への気持ちも大きく膨らんでいます。「行きたい国」を聞いてみると「ハワイ」が最多となり、続いて「韓国」や「アメリカ」といった、人気の海外旅行先はコロナ禍でも根強い人気を保っているようです。
旅行関連では「ステイホームでお出かけを我慢して貯金が貯まったので旅行に出かけたい」という声や「とにかく、娘を卒業旅行に連れていってあげたい」という、新型コロナウイルスの影響が色濃く感じられる声も寄せられていました。
続いて、65.3%で「外食・会食」が登場。飲食店は営業しているものの、外食や会食でのクラスター報道なども続き最も憚られる行動のひとつですが、「1年以上友だちとも会わず、外食もしていないので、出かけたい」と、切実な願いのコメントも登場しています。
3位は62.9%で「友人との外出」が獲得。楽しく出かけて大切な友人に何かがあったり、後悔する結果になってしまうのも辛く、アフターコロナまで多くのかたが我慢をしているのが現状のようす。「ずっとマスクをしているので、マスクを外して笑って外を歩いたりしたい」という声も上がっています。
また、大きく停滞してしまった事象である恋愛・結婚関連では、「昨年挙げる予定だった結婚式が延期になっているので、結婚式を挙げて新婚旅行に行きたい!」「新婚旅行。どうしても海外が良かったからまだ行ってない」というものから「結婚。遠距離恋愛で結婚できなかった」という悲しい声も。
子育て・家族関連では「子どもが生まれてから帰省していないので帰って親に子どもと会わせたい」「高齢の祖父母にひ孫(自分の子)を会わせたい」など、外出自粛や感染予防対策のために遠出を中止していることが感じられるコメントが並びました。
ほかにも「お洒落をして買いものに行きたい」「大人数でカラオケ」「好きなアーティストのライブやフェスに行きたい」「マスクを外してちゃんとメイクがしたい」など、これまで当然のようにできていたことの再開が求められています。
さらに、「新型コロナウイルスが落ち着いたら買いたいものは?」という質問では「服。あちこちお店を見て、気に入ったものを選びたい」「テスターやBAさんに相談したりして、実際に試してからコスメを買いたい」と、オンラインなどでは得られない体験や「実際に手に取りたい」という気持ちが現れました。
緊急事態宣言が発出された11都府県の在住者へ「緊急事態宣言中の外出」について質問したところ、96.0%で「不要不急の外出を控える」が圧倒的となりました。
「これ以上医療従事者への負担を増やしたくない」「感染者が急増して医療崩壊しているのに外出するわけにはいかない」と、第2波や第3波で最も懸念される医療現場を心配する声が上がっています。
ほかにも「短期決戦で終息させたい」「仕事柄、感染するわけにはいかないから」というものや「子どもが呼吸器系の疾患を抱えているので、コロナにかかったときが怖い」「自覚症状がなくても感染しているかもしれないから、周りにうつさないように外出は控えている」と、何が致命傷になるかわからないというのは大きいようです。
そんななか、4.0%が「気にせず外出する」と回答。「マスクをして手洗いをすれば大丈夫」「飲み会や会食、映画館など密になるようなところを避ければ問題ないと思う」「一人で動くから、密にはならない」と、少数ながらも感染予防対策をした上で外出を楽しんでいることがわかります。