コロナ禍にこそ。なぜ「おひとり様」温泉旅は、こんなにも楽しいのか?

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2021/03/13

失敗しない「おひとり様」の温泉プラニングのコツ

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さて、そんなおひとり様が温泉を楽しむために重要になってくるのが、温泉地選び宿選びです。

温泉地から選ぶか、宿から選ぶか、というのが温泉旅のプラニングの基本。つまり、自分が温泉でどんな時間を過ごしたいのか、どんな滞在がしたいのか?ということなんですが、おひとり様温泉の場合はその自分がイメージする理想の滞在いかに近づけるプランが組めるかどうかがポイント。

とはいっても予算ありきの話なので、自分なりに予算の中で優先したいこと譲れないことなどを現実的に整理していけばOKです。そこをしっかりおさえておけば、少なくとも期待はずれの温泉旅にはなりません。

実際に訪れてみたら想像していたよりもずっと素敵な宿だった!とか、町の情景がたいそう気に入った!とか、何にもないところだったけれど自然を眺めながら温泉につかれただけでものすごくリラックスしたとか、温泉旅に出かけること自体にプラスの発見もたくさんあると思うので。

最低限の自分にとって心地のよい条件は確保しつつ、あとは現地での出会いを楽しむという感じです。

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温泉地選びとしては、例えば「城崎温泉」や群馬の「草津温泉」のように浴衣を着て闊歩できるような温泉街がある温泉地がいいのか、奥鬼怒温泉や万座のようにまわりには何もない秘湯的温泉地がいいのか、温泉だけでなく合わせて周辺の観光も楽しみたいか、またはとにかく温泉だけあればあとはこだわらないなどなど自分のイメージを考えてみてください。

そして宿選びに関しては、広々としたゲストルームで贅沢にリゾート温泉的滞在を望むのか、いくつもの大浴場があるような施設が充実した大きな温泉ホテルがいいのか、ひっそりと過ごせる部屋数が限られる小さな宿がいいとか、料理自慢の宿がいいとか、希望する宿のタイプを明白にしておくといいでしょう。

もちろん、泉質から選ぶという方法もあり。硫黄の香り漂う白濁の濁り湯、肌に優しい強アルカリ性の湯、長湯を楽しむ炭酸泉など、個性的な湯を求めていくのもいいですね。

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参考までに私の場合の条件を記すと、私はまず温泉から選ぶ派源泉掛け流しであることと露天風呂があることが絶対条件です。


そして、できたら夜中もずっと入浴可能な宿だと嬉しいなと思っています。温泉に泊まったときはいつも夜中に一風呂浸かるのが楽しみなので。

そして、アクセスが確保できれば秘湯の宿や山奥の一軒宿などが好みですが、散策が楽しめるタイプの温泉地もありで、そのあたりはその時の気分でセレクトしています。

宿は大型ではなくこぢんまりとしたサイズがよくて、豪華さは求めませんがきちんとお料理が美味しいところが希望。温泉街がある立地なら素泊まりにして、外で食事をとる場合もあります。基本的にリラックスが目的なので、部屋の居心地がいいとなお嬉しい、という感じです。

まとめると、以下がプランニングのポイントです。

温泉地から選ぶ場合

  • 浴衣を着て歩ける温泉街がある(素泊まりで食事は外でもOK)
  • 周りに何もなく静かに温泉だけ楽しむ秘湯的温泉地(宿ですべて完結)
  • 周辺の観光スポットも楽しみたい(アクティブにいろいろ楽しめる、各スポットへのアクセスが重要)etc

温泉で選ぶ場合

  • 源泉掛け流し
  • 露天風呂あり
  • 家族風呂あり
  • 周辺に公衆浴場ありetc

宿から選ぶ場合

  • 贅沢にリゾート温泉的な滞在ができるラグジュアリーホテル・旅館
  • いくつも大浴場があるような施設が充実した温泉ホテル
  • ひっそりと過ごせる部屋数が限られる小さな宿
  • とにかく料理自慢の宿etc

泉質から選ぶ場合

  • 硫黄の香り漂う白濁の濁り湯
  • 肌に優しい強アルカリ性の湯
  • 長湯を楽しむ炭酸泉
  • いま自分の体にもっとも必要だと思う要素を逆引きして泉質を決定etc

自分のなかで優先順位を付けてみると旅の目的がハッキリするため、具体的なプランを練りやすくなります。

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