都内から約2時間でリゾートへ。伊豆高原でラグジュアリーなワーケーション体験
夕食は旬の食材を使った四季折々のコース料理を楽しむ
ホテル滞在の楽しみのひとつといえば、やはり食事。各施設の個性が顕著に現れる部分でもありますよね。
同ホテルのディナーでは、旬の食材を使ったコース料理が提供されています。コースは数カ月に1回変更になるとのことですが、連泊の場合などはお客さんの好みに合わせて、都度料理長がメニューを変えてくれるのだとか。
この日の前菜は「卯月の竹籠五種盛り」として、真鯛のムースやサーモン手毬寿司など、見た目も美しい豪華な内容でスタート。なかでも地元で取れた山葵を使った「栄螺と山葵茎の酢漬け」は絶品!
続いて出てきた「お造り」は伊豆近海で採れた地魚をメインに3種類。この日は、金目鯛に・桜マス・鯵といったラインナップ。鯵は異なる食感を楽しめるようにと、姿造りとたたきの2種で用意してくれました。
お刺身に使うワサビは「天城産本山葵」。別添えになっていて、自分ですりおろすスタイルでの提供です。
擦りたてのワサビの味は、普段食べているのとはまるで別物。青々としたフレッシュな香りと、ツンとこない心地よい辛味はさすが地の物といったところ。
煮物は「金目鯛の煮付け」。料理長が考案したという、特製秘伝たれがよく染みていて非常に濃厚。ふっくらとした柔らかい触感に仕上げた絶妙な火入れ具合と、優しい甘さの味付けには脱帽です。
こちらは、伊豆の特産品でもある柑橘類「ニューサマーオレンジ」を使ったシャーベット。
酸味と甘みのバランスが取れた味わいは、これから迎えるメインを前に口の中をさっぱりとリセットしてくれる、まさに口直しとしてふさわしい一品でした。
メインは、「牛ロースステーキ(ガーリックソース)」に柿田川産のベビーリーフと季節野菜が添えられたプレート。
ガーリックソースだけでなく、塩もトッピングされているので味変しながら楽しめるのもポイントです。個人的なおすすめは、塩に先程お刺身で出てきたワサビを少々つける食べ方。お肉の旨味をシンプルに楽しめますよ。
そして最後に、御飯・止め椀・香の物・佃煮がセットになった御膳が登場。御飯は静岡産のきぬむすめ、香の物も季節野菜の浅漬だったりと、こちらもご当地ならではの食材がふんだんに使われています。
デザートとして桜餅とフルーツをいただいてコースは終了。大満足のディナータイムでした。
海を一望できる大浴場の「露天風呂」
同ホテルのリニューアルの大きな目玉となっているのが、大浴場についている露天風呂。
以前はガラスに覆われている形だった露天風呂部分を改装して、オーシャンビューを楽しみながら入浴できる爽やかな高原の空気に包まれた2つの露天風呂に生まれ変わっています。
開放感にあふれた円形の露天風呂に浸かりながら、眼前に広がる伊豆諸島を眺めることができるなんて、なんとも贅沢!
男性用・女性用それぞれ別の大浴場になっており、毎朝入れ替えが行われるため、朝と夜で違うお風呂に入れるのも嬉しいポイントです。
朝食ビュッフェにラウンジも。チェックアウトまでの時間も思う存分満喫
朝食は、ビュッフェスタイルを採用しているこちらのホテル。御飯、味噌汁、納豆といった和食だけでなく、フレンチトーストやスクランブルエッグのような洋食メニューも充実しているので、好みに合わせて楽しめます。
ディナーメニューに引き続き、金目鯛のアラ汁や、鯵の干物といったご当地食材を使った料理の数々が並んでいるので、朝からついつい食が進んでしまいます。
近年は新型コロナウイルスの影響によって、ビュッフェを取りやめるホテルも少なくありませんが、朝食は食べる量が個人によって本当に違うので、ビュッフェスタイルに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
もちろん、食事を取りに行く際につける手袋を用意するなど、感染防止対策も徹底しているので、その点は不安なく過ごせそうですね。
朝食後は、チェックアウトまでの時間に余裕があるので、部屋の露天風呂に入ったり、館内施設を見学したりとゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。プレミアムルーム滞在の場合は、プレミアムラウンジを訪れてみるのもおすすめ。
コーヒーやちょっとしたアルコールが楽しめるのに加え、旅に関する雑誌もいくつか置いてあるのでリラックスしながら、「次はどこへ旅行にいこうかな」と今後の旅の予定を立ててみるのも良いかも。
売店には、県内産のクラフトビールやワイン、日本酒といったお酒の他、伊豆にゆかりのある職人が作る器なども販売されているので、旅の思い出やお土産を購入することも可能です。
四季が織りなす自然の魅力。訪れる度に新しい出会いがある「伊豆」で心も身体もリフレッシュ
今回は、1泊2日のショートステイでホテル内のアクティビティーを満喫しましたが、伊豆には他にも観光スポットが盛りだくさん。
より身近に自然を感じたいなら、「城ヶ崎海岸」や「大室山」などの散策を。文化やカルチャーに触れたいのであれば、近隣の「ニューヨークランプ&ティファニーミュージアム」などの美術館に立ち寄るのもおすすめ。
「きっと、その土地が好きになる」をコンセプトにしている同ホテルでは、近隣施設などを含め伊豆の観光業界全体を盛り上げようという試みのもと、宿泊者を対象にした「ロビートーク」というイベントも開催されています。
このイベントは、伊豆を知り尽くした有識者や、近隣施設のスタッフが伊豆の歴史や魅力を解説してくれるというもの。観光地の提案も行ってくれるので、翌日の予定が決まっていない人はぜひ参加してみてくださいね。
四季折々で覗かせる顔が異なる大自然。都心での生活にちょっと息苦しさを感じたら、ぜひ伊豆を訪れてみてください。きっと、心も身体もリフレッシュできるはずですよ!
- JPリゾート 伊豆高原
- 静岡県伊東市八幡野1104-5
- 0557-51-4400
- 伊豆急行「伊豆高原駅」から約2km、車で約5分
- チェックイン15:00/チェックアウト10:00、11:00
- 公式サイト
- image by:Takamasa Yamashita
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- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。