日本のコンビニは海外とどう違う?台湾人にいろいろ聞いてみた
台湾人が愛するコンビニの「インスタント麺」
日清食品の「チキンラーメン」
「日本に留学していたころは、夜ご飯に悩んでいるときに、よくインスタントラーメンを食べていました。とくに日清の『チキンラーメン』が大好きです。
台湾と違って、日本のインスタントラーメンは地域によって味が違います。日本では限定商品もよく販売されているのが羨ましいです」(日本在住歴3年)
どんぶりに入れてお湯をかけるだけ、という簡単で美味しいラーメンを代表する「チキンラーメン」。アレンジもしやすく、中央部分には卵を入れやすい「卵ポケット」があるのも特徴です。
日清食品の「蒙古タンメン 中本」
「セブンイレブンで販売されている『蒙古タンメン中本』の辛いラーメンが好きです。台湾では『タンメン』というものがなくて珍しいのと、辛いカップラーメンもあまりありません。日本で辛い味がどうして食べたいときに、ついつい買って食べたくなります」(日本在住歴5年)
激辛ラーメンの有名店「蒙古タンメン中本」の「辛旨味噌タンメン」を再現。クセになる辛さで、麺は太麺なのでボリュームもたっぷりです。
マルちゃんの「やきそば弁当」
「マルちゃんの『やきそば弁当』が好きです。初めて食べたとき、非常に驚きました。お鍋を用意しなくてもそのままで調理して食べられることは、台湾ではなかなかありません」(日本在住歴3年)
「一番好きなカップ麺は『やきそば弁当』です。北海道にいた期間が長かったので、普段からよく食べていました。特に付属の中華スープがとてもおいしい。茹で汁を無駄にすることがないので、すごくいいアイディアだなと思いました」(日本在住歴28年)
北海道民のソウルフードといっても過言ではない「やきそば弁当」。湯切りする際に捨ててしまうお湯でスープを作れるのも、カップ麺ではなかなかない画期的なアイディアです。
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まるか食品の「ペヤングやきそば」
「『ペヤングやきそば』が好きです!シンプルで、味が美味しいからです。価格も安いですし、さまざまなサイズのバリエーションもあるので、自身のお腹の減り具合に合わせて商品を選べます。本当に便利なカップ麺だと思います」(日本在住歴2年)
2021年で販売から46年を迎えた「ペヤング やきそば」。その名前の由来は、当時高価だったカップ麺を若いカップル2人でひとつのものを仲良く食べて欲しい、という願いから付けられたのだとか。
日清食品の「U.F.O.」
「焼きそばの『U.F.O.』です。ソースがやみつきになります!他の焼きそばにはないソース味なので、いろんな変わり種があっても最後にはオリジナルのソース味が食べたくなるんですよね」(日本在住歴30年)
日清食品の『U.F.O.』は、累計50.5億食を突破するロングセラー商品です。濃厚なソースが特徴的で、期間限定の商品なども販売されています。
ほかにもサンヨー食品の「サッポロ一番 しょうゆ味」や日清食品の「どん兵衛」など、コンビニでよく見かける商品をあげる声も聞こえてきました。
今回、台湾出身の皆さんに共通していたことは「日本のコンビニグルメは美味しすぎる!」ということ。私たち日本人に慣れ親しんだコンビニが外国人のかたにも愛されていることは、とても嬉しい気持ちになりますよね。
最近ではなかなか海外旅行へ行けない状況が続いています。だからこそ身近な場所に目を向けて、知らなかったことなど魅力を再発見していきたいですね。
皆さんもコンビニを訪れた際は、ぜひ知られざる「自分の推しグルメ」を見つけてみてはいかがでしょうか。
- 参考:ローソン「ローソングループ 都道府県別店舗数」,セイコーマート「店舗のご案内」,ファミリーマート「世界に広がるファミリーマート世界で20,000店を達成!」,フォーカス台湾
- image by:編集部
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