地元の魅力を、地元民が再発見。静岡県伊豆市の名所巡りツーリング

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2021/06/26

眺望も解放感も最高な「恋人岬」

恋人岬からの眺望。image by:梅原慎治

達磨山展望台からは、西伊豆スカイライン(県道127号線)を通って「恋人岬」を目指します。西伊豆スカイラインは、某保険会社のCMをはじめとして、数多くの雑誌や映像などに起用される眺望の良い道路です。その美しさから「天空の道」と呼ばれるほど。

西伊豆スカイライン、土肥駐車場へ。image by:梅原慎治
恋人岬についての講義を受ける部員のみなさん。image by:梅原慎治

筆者は恋人岬について名前は知っており、駐車場の前は通ったこともあるのですが、実際に立ち寄ったのは今回が初めて。

恋人岬はもともとは男女が岬で互いに鐘を鳴らし、ふたりの愛を確認した場所として地元で語り継がれていたそう。それを知った観光客が集まり、次第に岬で鐘を3回鳴らすと恋が叶ったり幸せになれるパワースポットとして全国的に有名になりました。

30代以降なら恋愛スポットとして知られているだろう恋人岬ですが、どうやら10代の若者たちにはそういった感覚はないそう。今回同行した地元の子たちですら「恋愛スポットなんだ!」と驚いていました。

展望デッキへと続くボードウォークと美しい眺望。image by:梅原慎治

駐車場から展望デッキまでは遊歩道とボードウォークを歩くこととなるのですが、爽やかな眺望とは裏腹に意外と起伏のあるボードウォークが、運動不足の中年から体力を奪います。

展望台デッキにある愛の鐘「ラブコールベル」を3回鳴らしながら愛しい人の名を呼ぶと恋が実るといわれていますが、恋人と訪れた際に展望台への行き来で体力の無さを露呈させると幻滅されてしまう可能性もありますので、普段からの体力作りも心がけましょう!

ラブコールベルを鳴らす波多野氏。image by:梅原慎治

この日は誰一人ベルを鳴らして愛しい人の名を叫ぶ人は居ませんでしたが、市議会議員の波多野氏が嬉しそうにベルを鳴らしていました。聞けば「地元だけど初めて来たんですよ!」
とのこと。

東京にいると東京タワーに行く機会が少ないように、地元の観光名所というのは、地元民にとって実は穴場のスポットだったりするのかもしれません。


外国人観光客の方に話を聞いてみると、横浜在住とのこと。image by:梅原慎治

ちなみに伊豆の恋人岬はグアムにある恋人岬と姉妹提携をしており、外国人の観光客も多いそう。この日も日本在住の外国人観光客の姿がチラホラとありました。

  • 恋人岬
  • 静岡県伊豆市小下田3135-7
  • 0558-99-0270(恋人岬ステラハウス)
  • 定休日:なし
  • 9:00~17:00(恋人岬ステラハウス売店・事務局/新型コロナウィルスの影響により、営業時間等に変更がある場合があります。)
  • 恋人岬
  • 駐車場:有り(無料)

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