癒しの絶景も。コロナ収束後に行きたい、日本全国の人気「温泉」ランキング

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2021/07/31

第9位 伊豆高原温泉/静岡県

image by:Takamasa Yamashita

伊豆高原温泉」の絶景風呂を楽しめるのが、2021年4月1日(木)に新しくオープンした静岡県の「JPリゾート伊豆高原」。もともとは「かんぽの宿」として運営していた施設を、全面リニューアルして再スタートすることになったのだそう。

かんぽの宿と聞くと、比較的質素な保養所といったイメージが強いかもしれませんが、リニューアルによって施設は一新。ラグジュアリーな雰囲気漂うリゾートホテルとして生まれ変わりました。

image by:Takamasa Yamashita

ホテルに到着して、まず出迎えてくれるのがテラスへと続く大きなガラス張りの窓。

天気が良い日は窓が開け放たれていて、とても開放感があります。この景色をみただけでも「リゾートに来たな!」という非日常感を楽しめるのではないでしょうか。

image by:Takamasa Yamashita

テラスには大きな水盤が設けられており、くつろぐためのソファーが置かれています。水盤の向こうにはパノラマビューで海が広がっており、天気が良いときであれば伊豆諸島も望めるのだそう。

ホテルにいながら大自然の魅力も味わえるなんて、とっても贅沢ですよね。のんびりと景色を楽しんでいるだけで、時間があっという間に過ぎてしまいそうな感覚に。

image by:Takamasa Yamashita

そして、魅力といえばなんといっても露天風呂がついている点!

プレミアムルーム22室には、各部屋に半露天の温泉がついているので、必要最低限の接触にしたいという方は大浴場に出向くことなく部屋の中でも優雅に温泉タイムを楽しめます。

image by:JPリゾート 伊豆高原

同ホテルのリニューアルの大きな目玉となっているのが、大浴場についている露天風呂


以前はガラスに覆われている形だった露天風呂部分を改装して、オーシャンビューを楽しみながら入浴できる爽やかな高原の空気に包まれた2つの露天風呂に生まれ変わっています。

開放感にあふれた円形の露天風呂に浸かりながら、眼前に広がる伊豆諸島を眺めることができるなんて、なんとも贅沢!

男性用・女性用それぞれ別の大浴場になっており、毎朝入れ替えが行われるため、朝と夜で違うお風呂に入れるのも嬉しいポイントです。

  • JPリゾート 伊豆高原
  • 静岡県伊東市八幡野1104-5
  • 0557-51-4400
  • 伊豆急行「伊豆高原駅」から約2km、車で約5分
  • チェックイン15:00/チェックアウト10:00、11:00
  • 公式サイト

第8位 黒川温泉/熊本県

緑にあふれる温泉街の様子。image by:小林繭

黒川温泉」は山間の中にある温泉地でありながら、にぎやかな温泉街もあるというのが特徴。しかも、国道のすぐ裏にあるにも関わらず、国道からはそこに温泉地があることもわからないんです。

そして特徴は、温泉地全体を“ひとつの温泉宿”とみなす独自のおもてなし視点にもあります。これは「黒川温泉一旅館」と呼ばれるもの。

「旅館 三河」の自然に溶け込む見事な露天風呂。image by:小林繭

点在する旅館を「離れ部屋」とみなし、旅館をつなぐ小径を「渡り廊下」に例え、その渡り廊下と離れを行ったり来たりしながら、自然に溶け込む温泉街の景観や、それぞれ趣向を凝らした各宿の露天風呂を楽しんでもらおうというコンセプトです。

夜のライトアップ。image by:小林繭

宿泊客に人気のライトアップもそんな黒川流のおもてなし。陽が落ちると竹で編まれたぼんぼりに明かりが灯り、田の原川を幻想的に照らします。

温泉地全体をひとつの宿に例えるこの温泉では、湯処をたくさん有す宿に泊まっているかのように、各宿屋さんの露天風呂めぐりをするのが最大のお楽しみ。

「御客屋旅館」の名物である立ち湯。image by:小林繭

というのも、この小さな温泉地には日本の温泉の主な泉質10種類のうちなんと7種類もの湯が湧き出ているんです。

単純泉(弱酸性)、単純泉(弱アルカリ性)、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉・硫酸塩泉、含鉄泉、酸性泉と、宿によって泉質が異なるのはもちろん、露天風呂の作りもそれぞれ。

すべての湯に入るのはとても無理なので、各宿の泉質をまとめた案内マップを入手して、どの湯に入るかルートを組んでまわるのがオススメです。

お得に湯めぐりができる手形も発行されているので、あっちの湯こっちの湯を訪ね歩こうという人はぜひ手形を活用してください。

  • 黒川温泉
  • 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594−3(黒川温泉観光旅館協同組合 インフォメーションセンター)
  • 公式サイト

第7位 雨晴温泉/富山県

露天風呂付大浴場「ゆらく」image by:磯はなび

「雨晴」は、その海岸線の西側の能登の方に北上した海岸線にあり、地名の由来は「源義経が同地で雨宿りをした」といわれるため、この名前がついているのだとか。

そんな雨晴に位置する「雨晴温泉」の一軒宿である「磯はなび」では、圧巻の景色を眺めながらの入浴を楽しむことができます。

巨大な開口部(窓)が設けられたロビーラウンジ、レストランからの海の眺めはもちろん、客室、洋風タイプの大浴場、和風タイプの大浴場、露天風呂を含めて、惜しみなくオーシャンビューが用意されています。

image by:磯はなび

しかも同施設は二上山の丘陵地帯の上に建っているため、目の前に視界をさえぎる障害物がありません。晴れていて、空気中にちりや水蒸気が少ない条件に恵まれると、日本海越しに3,000m級の立山連峰が見られます。

とくに山に雪が残っている時期は、山の白、海と空の青の色彩の取り合わせが絶妙で、ほかではなかなか楽しめない景観を満喫できますよ。

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