癒しの絶景も。コロナ収束後に行きたい、日本全国の人気「温泉」ランキング

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2021/07/31

第12位 栃尾又温泉/新潟県

image by:飯塚玲児

新潟県のぬる湯の名湯が「栃尾又(とちおまた)温泉」にあります。宿名は「自在館」で、場所は上越新幹線の「浦佐駅」から送迎で約35分ほど。国道から少し入ったどん詰まりに3軒の宿が立っています。

最大の魅力はやはり温泉。泉質は単純放射能泉で毎分145リットルが湧いています。源泉温度は36.5度で、いわゆる体温とほぼ同じの不感温度の湯。

このぬるい湯に長湯をする「夜詰の湯」として知られ、常連さんのなかには、なんと1日に8時間ほども温泉に入って人もいるとか。

風呂は、源泉100%かけ流しの「したの湯」「うえの湯」「おくの湯」が3館共通のお風呂。

ほかに自在館には貸切露天風呂「うけづの湯」、貸切風呂の「たぬきの湯」「うさぎの湯」があり、こちらは40度前後に加温されていますが、かけ流しであり、40分間無料で入浴可能です。

image by:飯塚玲児

地下1階から64段の階段を降りていく「したの湯」。

image by:飯塚玲児

宿から外に出たところにある「うえの湯」。「おくの湯」もここにあります。

image by:飯塚玲児

貸切露天風呂「うけづの湯」。山肌の緑が間近に迫る爽快な造りとなっています。

image by:飯塚玲児

貸切風呂「たぬきの湯」は、家族風呂としては実にゆったりとしていますので、暑さを吹き飛ばす名湯をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。


第11位 有馬温泉/兵庫県

「銀の湯」外観 image by:小林繭

兵庫県の名湯「有馬温泉」。関西の奥座敷と称されるこの温泉は、六甲の自然に囲まれた風光明媚な古湯でありながら、神戸の市街地からは電車で約30分、大阪からも約1時間かからないアクセスのよさも魅力のひとつです。

有馬といえば、茶褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」。このふたつの異なるタイプの湯がこんこんと湧き出るのが有馬温泉です。

「銀の湯」の内湯。image by:(C)一般財団法人神戸観光局

日帰り施設としては、市営の「金の湯」と「銀の湯」のほか、金泉・銀泉両方をひく温泉テーマパーク「太閤の湯」があります。

こちらは温泉や岩盤浴、五右衛門風呂など、全部で26ものお風呂を楽しめる施設。入館料も大人ひとり2,400円(平日)、2,600円(土・日)とそこそこするので、半日から一日ゆっくり滞在してお風呂三昧ができる人におすすめです。

  • 金の湯
  • 兵庫県神戸市北区有馬町833
  • 078-904-0680
  • 大人(中学生以上)650円、小人(小学生)340円、幼児無料/2館券(金の湯・銀の湯)850円/2館券+史料館(太閤の湯殿館)1,000円
  • 定休日:第2・4火曜(祝日営業翌日休)、1月1日
  • 8:00~22:00(入館21:30まで)
  • 公式サイト
  • 銀の湯
  • 兵庫県神戸市北区有馬町1039-1
  • 078-904-0256
  • 大人(中学生以上)550円、小人(小学生)290円、幼児無料/2館券(金の湯・銀の湯)850円/2館券+史料館(太閤の湯殿館) 1,000円
  • 定休日:第1・3火曜(祝日営業翌日休)、 1月1日
  • 9:00~21:00(入館20:30まで)
  • 公式サイト
  • 太閤の湯
  • 神戸市北区有馬町池の尻292-2
  • 078-904-2291
  • 平日:大人 2,400円、小人(小学生) 1,126円、幼児(3〜5歳) 400円/土日祝:大人 2,600円、小人(小学生)1,300円、幼児(3〜5歳)500円/特別日:大人 2,700円、小人(小学生)1,300円、幼児(3〜5歳)500円(すべて税別)
  • 定休日:不定休
  • 10:00~23:00(最終受付22:00)※2020年8月現在、営業時間短縮を行っています。詳細は公式サイトをご確認ください。
  • 公式サイト

第10位 鳴門温泉/徳島県

image by:PR TIMES

1934年に「日本初の国立公園」として指定された「瀬戸内海国立公園」の中に位置し、絶景の海と空に包まれて過ごすことができる「アオアヲ ナルト リゾート」。

瀬戸内海の楽園・淡路島からも車で約10分ほどと、まさに日本有数のリゾートホテルといえる存在です。

目の前には海が広がるオーシャンフロントホテルであり、キラキラと水面を照らす朝日から燃えるような夕暮れ、そして月の光が作り出す「ムーンロード」に至るまで、海にまつわる絶景のすべてに出会えるのが大きな魅力です。

そして、名湯「鳴門温泉」の地でもあることから、館内の温浴施設も大充実。展望の美しい内風呂と露天風呂が2種類ずつ用意され、大海原と共に鳴門温泉の効能をたっぷりと堪能することができます。

image by:PR TIMES

岩石を使い、異なる趣で作り上げられた露天風呂は、それぞれ「椿の湯」「櫓の湯」と名付けられ、時間帯によっては海に昇る朝日に出会えることも。

また、眼下に海の広がる内風呂は「草木の湯」「柑橘の湯」に分かれ、いよかん・はっさく・甘夏・すだちといった徳島県の名産物が浮かべられている贅沢なお風呂となっています。

  • アオアヲナルトリゾート
  • 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
  • 公式サイト

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