絶対ムリ!?外国人が考えられないと驚いた「日本のグルメ」ランキング
第3位 刺身
第3位は日本食の定番メニューともいえる「刺身」。日本料理を扱う飲食店は、多くのお店で「切り身」や「盛り合わせ」が用意されていますよね。
そんな魚や卵を生で食べるのは、日本特有の食文化のひとつです。生の卵や魚には細菌や寄生虫がいる可能性があり、食中毒のリスクがあることから、海外では「生食=危険」と考えられている国も少なくありません。
日本は徹底された衛生管理のもと、生で食べられる安心感を得ていますが、世界からみると超稀な国。
そのため、日本にきて初めて刺身を食べたという外国人も少なくないようです。そして初めて食べる食感や風味に、驚いたという声もいくつか聞こえてきました。
「生臭さがあり、口の中が海になったようで耐えられなかった…」(チェコ出身)
「アメリカはイカやタコも食べる文化がないです。エイリアンみたいで食べられたもんじゃないって思う人も少なくないと思います」(アメリカ出身)
「活け造り」はビジュアル的に…
なかでも、苦手という声を集めたのが、魚の「活け造り(いけづくり)」でした。魚やエビなどを活かしたまま捌いたお刺身のことで、日本に古くから伝わる調理法で新鮮さを味わえるのが醍醐味とされていますよね。
「コース料理で『鯛の活け造り』が出たんだけど、魚の頭が丸ごとついていて見た目がダメだった。焼き魚もそうだけど、魚の目がついたままだと慣れていないから…」(アメリカ出身)
「魚の活け造りとか踊り食いとかは苦手です…」(ラトビア出身)
「魚が生きていたままの姿のように並べられていると、見た目に罪悪感が出てくるんです。ニュージーランドでも刺身が一般的になってきているけど、活け造りは普及しないと思います」(ニュージーランド出身)
解体ショーは衝撃だった…
活け造りのように、生きたまま捌かれる魚介類に抵抗のある人もいるようで、刺身に限らず「解体ショー」なども苦手という声が聞こえてきました。
「レストランでアンコウの解体ショーを見たのがトラウマで、魚が捌かれる全容を見た後にアンコウ鍋を食べる気が失せてしまった。解体ショーがなければ普通に食べられたのにな…」(アメリカ出身)
マグロの解体ショーなどは解体師の資格あってこそ成せる日本の文化ですが、初見は確かに驚いてしまうかもしれませんね…。