ウソでしょ!?韓国人が日本にきてショックを受けた、意外なカルチャー
日本にきて「飲み会」が好きになった?
ユナ:日本にきて、知らないこともたくさんありましたが、一番は目上の人との関係に慣れるまで時間がかかりましたね。
赤池:目上の人っていうのは「先輩」とか「上司」との関係っていうことですか?
ユナ:そうですね。韓国って日本よりも上下関係が厳しくて、年長者を敬うことが当たり前です。でも、日本では会社の飲み会では「無礼講」があるじゃないですか。立場とか関係なく「みんなで楽しもう!」みたいなところにビックリしましたね。
赤池:韓国の飲み会は日本みたいにラフじゃないんですか?
ユナ:会社とかメンバーによって違うと思いますが、基本的に目上の人に注ぐときは片手でお酌をして、もう片方は自分の腕とかに添えるみたいなマナーがありますね。
赤池:日本でも、お酒は瓶のラベルが見えるようにお酌するっていうのは聞いたことがありますね。でもそこまで厳しくないかも…?
ユナ:あと、自分がお酒を飲むときは横を向いて口を隠すのが当たり前ですね。目上の人に飲んでいるところを見せない、年長者の正面でグラスの底を見せないっていうのがあります。
赤池:なるほど、韓国ではお酒の場でも目上の人に対するマナーが決まっているんですね。
ユナ:でも日本の飲み会では、そんな細かいルールがあまりないじゃないですか。年上の人とも気軽に一緒に飲めるし、気をつかわずに楽しく飲めるから、飲み会が億劫じゃなくなりましたね。
もちろん人によって異なるとは思うんですけど、私が働いている会社はコロナ禍以前、かなりフランクな飲み会だったので大好きでした(笑)
ユナ:あと、日本では「ひとり飲み」がしやすいのもかなりカルチャーショックでした。
赤池:韓国では、ひとりでお酒を飲むのはダメなんですか?
ユナ:ダメというより、お酒はみんなで楽しくワイワイ飲むものだから、ひとりで飲んでいると「どうしたんだろう?」って思われるんです。でも、落ち込んだときとかは、ひとりで屋台で飲むこともありますけどね。
赤池:それ、韓国ドラマで観たことあります。主人公が落ち込んでいるシーンで、よく焼酎を飲んでいますよね。
ユナ:それそれ!結構「ひとり飲み」っていうのが韓国で浸透してないから、日本みたいに会社帰りにひとりでサクッと飲みに行くっていうのがないんです。だからこそ日本にきて「ひとりでお酒を飲んでもいいんだ!」っていうのがとても嬉しかったですね。
今回は、韓国人が気になっているさまざまな検索ランキングをもとに、実際にカルチャーショックをうけたことなどについてお話しを伺ってきました。
ほかにもユナさんいわく、韓国と日本の「お酒の飲み方」や「恋愛」の違いなど、いろんなカルチャーショックがあったといいます。しかしながらカルチャーショックをふくめて、新しい発見を楽しめるのが嬉しいともコメントしていました。
日本と韓国のカルチャーは、常に互いに影響を受けながら時代とともに進化しています。これからもどんなモノやコトが注目を集めるのか、探していきたいですね。
- source:PR TIMES
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