韓国人が気になっていた、日本とは微妙に違う「恋愛事情」
ケンカをしたとき、どうする?
国際カップルに限らず、誰かと一緒に過ごしていると、さまざまな価値観の違いを実感するときがあるはず。とくに考え方に対する「主張」に関しては、日韓カップルで大きな違いがあるみたいです。
例えば、些細なことでパートナーとケンカをしてしまったとき、韓国人は強く主張するのに対し、日本人はなかなか本音をいえない、またはいわないといったケースもあるそう。
キチンと自分の意思を伝える
ただ、お互いの考え方や価値観が違うことは当たり前です。しかしながら、“空気を読む”ことが得意といわれる日本人は、雰囲気で伝えようとしたり、相手にも空気で感じてほしいと考えたりすることもありますよね。
一方、韓国人は「話さないとわからない」と考える人が多いそう。こうした考え方の違いから、些細なことでケンカになることも珍しくありません。
そのようなトラブルを避けるためにも、なるべくきちんと自分の意見を相手に伝え、お互いが納得できるように話し合いをすることが、仲直りへの近道なのかもしれませんね。
夫婦別姓の韓国、子どもの姓はどうなる?
昨今、日本では「選択的夫婦別氏制度」について耳にすることが多くなってきました。法務省によると、日本の民法では、結婚の際はどちらかが必ず氏(姓・苗字)を改めなければならないとされています。
そして厚生労働省の発表によると、実際には96%のカップルが女性(妻)が男性(夫)の姓に改めるという選択をしています(2016年時点)。
ただし、この法律は国際結婚の場合は適用されません。なので外国人と結婚した場合は、結婚後も日本の戸籍の名前はそのまま。
子どもは「父親の姓」を名乗ることが多い
そんな日本とは違い、韓国では、儒教が浸透しているため親から受けついだ名前は、一生自分のものだと考える文化があります。そのため結婚しても「夫婦の姓はそのまま」なのだとか。そして子どもが誕生したときは、父親の姓を受け継ぐ場合が多いのです。
もしも夫婦が離婚して子どもが母親に引き取られる際は、母親の姓に変える場合もあるようですが、子どもの名前はそのままという場合もあるそう。
なかには離婚原因が父親にあって、父親の姓を名乗らせたくないという理由で、子どもの姓を変えたという話もあるみたいですね。