日本って実はクサい?日本と海外の「若者の習慣」を比べてみた
ルンバの練習をする/キューバ出身
イベント関係なく、普段からパーティーやダンスが身近な国もあります。
「キューバはルンバダンス発祥の国。音楽は生活の一部なので、音楽が流れたら、家族や恋人、友だちといつでもどこでも踊ります。ルンバは女性をエスコートしながら踊るので、普段から練習は欠かせません。ダンスがうまいと女性からモテますしね」(キューバ出身)
シャイな性格の人が多い日本では、急に踊れる人なんて一握りかもしれません。これも文化の違いといえるでしょう。
車の免許を取る/アメリカ出身
日本は18歳から自動車の免許が取得できるようになりますが、アメリカの多くの州は16歳で取得が可能で、さらにアイオワ州やアラスカ州といった一部の地域では14歳から免許が取ることができるそうです。
「アメリカではほとんどの人が10代のうちに免許をとる。20代でペーパードライバーはまずありえないね。アメリカは国土が広いから仕事も通学も車移動が基本。車が運転できないとなると生活できないんだよ」(アメリカ出身)
日本でも車がないと不便な地域はありますが、都内は電車やバスなどのアクセスが発達しているため、免許がなくても特段困ることはありません。
免許の取得がほぼ必須というのはアメリカならではかもしれませんね。といっても最近ではアメリカ国内でも若者たちの車離れが進んでいるのだとか。
若いころから「就活対策」
ほぼ全員が塾に通う/台湾出身
10代のうちは「習いごと」で教養を身につけ、就活にそなえておくことも大切。
「日本より親の教育熱がすごいので、自分の子どもをなんとしてもいい学校にいれようとする圧力が強いです。10代はほぼ全員が塾に通って、親につっつかれながらみんな勉強ばかりしています」(台湾出身)
夏休みに語学研修へ行く/韓国出身
「韓国では、学生のうちに必ず習いごとをします。男女関係なくピアノやバイオリンといった楽器や英会話の塾などが人気。韓国は就職するのが難しいので、夏休みを使って海外へ語学研修に行く子が多いですね」(韓国出身)
日本でもお子さんに習いごとをさせる家庭は多いですが、中高生のうちから就職を視野に入れて行動できる子はごくわずかでしょう。
しかしここ数年で「プログラミング」や「ロボット教室」といった、将来生かせる習いごとの需要が高まってきています。今後さらなる習いごとの変化に期待していきたいですね。
インターンは必須/アメリカ出身
「就職に向けて学生のうちに人脈を広げておきたいので、みんな教授のツテでインターンに行ったり、先輩の友人と繋がりを築いたりしてる。推薦状を書いてもらえるからインターン活動は特に重要。日本の大学生のようにゆったり過ごす人はいないね」(アメリカ出身)
学生らしく学生時代を謳歌している場合じゃないぞ、という警鐘でしょうか。あくまで学生は就職のための通過点であることを思い知らされます。