韓国で怒られるかも?日本人が海外で思わず言っちゃいそうな「NG」ワード
吸うか?/ロシア語
次はロシア語。ロシアといえばウォッカを代表するようにお酒を飲むイメージがあるかもしれません。
ロシアのアルコール消費量も最近は減ってきたと世界保健機関(WHO)も発表していますが、筆者の友人たちは「冷凍庫」で冷やしたウォッカをがんがん飲むスタイルをまだ貫いています。
肉の脂身を胃袋に放り込んではぐいっと冷たいウォッカをあおる感じです。絶対に体に悪そうなライフスタイルを一部のロシア人たちは貫いています。
また、ロシアは喫煙大国。プーチン大統領が就任して以来、どんどん喫煙率も減ってきているみたいですが、年配の男性でぷかぷかとたばこを吸っているロシア人をやはり筆者の知人に知っています。
そんなロシア人に触発されて、ロシア旅行中には久々にたばこを吸ってみようと思う日本人の禁煙者もいるかもしれません。珍しいたばこの銘柄などを見れば旅先の解放感もあり、友だち同士で、
「久々に吸うか?」
「えー」
「吸おうよ」
「そうだな、吸うか」
などと会話するかもしれません。
この会話が男同士ならまだいいかもしれませんが、男女の会話だとしたら大変です。女性同士だったら余計に奇妙に聞こえるので周りのロシア人は思わずこちらへ視線を向けてくるはず。
日本語の「吸うか?」はロシア語で音写すれば「スーカ」といった響きです。どういった意味になるのでしょうか。
ロシア語・英語の辞書を見ると「bitch」と書かれています。いわゆるスラングで、決して褒められる意味ではありません。
『ジーニアス英和辞典』を見ると「メス犬」「メスのオオカミ」「メスのキツネ」などの他に「不快な(意地の悪い)女」と書かれています。有名な意味は最後の「不快な女」ですね。この「不快な女・意地悪い女」を意味するロシア語がこの言葉なのです。
女性グループ(あるいは男女)がロシアに訪れて、異国の解放感から久々にたばこへ手を出し、
「吸う?」
「吸うか」
などと会話していれば、失礼な言葉を言い合っている状況ができあがるのです。さすがに周りは目を向けてきますよね。大変失礼な言葉なので、使わないためにも知っておいてソンはないはずです。