トレーラーハウスをレンタル。日本でも可能な「新しい旅のスタイル」とは?

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2021/12/03

自然の中のプライベート空間

グレート・スモーキー山脈国立公園周辺の道路 image by:角谷剛

カルロスさん一家が休暇を過ごしたのはグレート・スモーキー山脈国立公園の近くにある「Clyde(クライド)」という名の小さな町です。自宅からは約3時間のドライブでした。

人口は1,000人ほどで、日本の感覚からすると、山の中にすっぽり埋もれたような町です。レンタルしたトレーラーハウスは広大な敷地内にぽつんとひとつだけ置いてあり、周りには自然の他には何もありません。

カルロスさんはこのトレーラーハウスを日本でも展開している民泊サイト「airbnb(エアビーアンドビー)」で見つけ、予約しました。支払いはサイトを通して行い、到着と出発時にテキストメッセージで連絡しただけで、オーナーとは一度も顔を合わすことはありませんでした。

ちなみにオーナー一家はまるで山ひとつを所有しているような広大な敷地の上の方に大邸宅(Mansion)を構えて住んでいるそうです。

トレーラーハウスの室内にはクイーンサイズのベッドが1つと、2段ベッドが1つ。小さなキッチン、ダイニングテーブル、トイレ、シャワー、ソファーなどが完備されていました。

豪華ではありませんが、家族3人で生活するには不足はなかったそう。きちんとした建物のキャビンよりは狭い、でもテントよりはずっと広い、そんな感じです。

カルロスさんたちは近所のスーパーマーケットで買い入れた食べ物で自炊し、昼はグレート・スモーキー山脈国立公園や周辺をドライブし、夜は焚火をしながら満天の星空を眺めて過ごしました。

何よりも素晴らしかったのは、トレーラーハウスから見える景色には人っ子ひとりいなかったこと。この広大な大自然を自分たち家族だけで独占することができたのです。

敷地内でも焚火はOK。周りに人工の灯りは一切なかった image by:角谷剛

民泊サイトで広がるグランピングの選択肢

airbnbで宿泊先を探す際に「camper」というオプションを選択すると、こうしたトレーラーハウスやキャンピングカーのレンタルを見つけることができます。


実際に日本語のairbnbで「キャンピングカー」のカテゴリーで探してみると、レンタルを行なっているところがいくつかありました。

個人の敷地やRVパークなど、設置してある場所はさまざまですが、多くの場合、その場所から移動はできません。利用者は自分の車でその場に行き、レンタルした施設の中でグランピングを楽しみます。

ちなみにカルロスさんが今回支払った宿泊料は1泊100ドル(約1万1千円)程度だったそうです。これは比較的価格の高い方で、同じ地域内には大小さまざまなトレーラーハウスやキャンピングカーが1泊40~100ドルくらいでリストされていました。価格の違いは設備よりむしろロケーションの良し悪しで決まるようです。

トレーラーハウスがある場所から少し離れると、こんな風景も見られた image by:角谷剛

さらには、こうしたキャンプ施設に特化した民泊サービス「Hipcamp(ヒップキャンプ)」もあります。

テント泊ほどはワイルドではなく、ホテルに宿泊するよりは自然に親しめる。そんな新しいスタイルの旅を好む人が、これからますます増えていくのではないでしょうか。

  • image by:角谷剛
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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角谷剛(かくたに・ごう) アメリカ・カリフォルニア在住。IT関連の会社員生活を25年送った後、趣味のスポーツがこうじてコーチ業に転身。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー部監督を務める。また、カリフォルニア州コンコルディア大学にて、コーチング及びスポーツ経営学の修士を取得している。著書に『大谷翔平を語らないで語る2018年のメジャーリーグ Kindle版』、『大人の部活―クロスフィットにはまる日々』(デザインエッグ社)がある。

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