「愛してる」を意味する方言が、日本全国で意外と違ってて全部エモい【一覧付き】
中国エリア「愛しちょるよ」
続いては、中国エリアの方言について紹介します。
「愛しとるだがないや」/鳥取県
東部・中部・西部と、3つの地域に分かれる鳥取県。エリアごとに方言にも違いがあり、因州弁に倉吉弁、雲伯方言が使い分けられています。
「地域にもよりますが、『愛しとるだが』『愛しとるだがないや』とかですかね。中部地方は、標準語の『~です』『~だ』の代わりに『~に』を使うので、『愛しとるに』ともいいます」(鳥取県出身)
「愛してるだに」/島根県
主に中部地方で使われる「〜だに」は、島根県でも使われています。
「愛しとるけぇ」/岡山県
方言のクセがすごいといわれがちな岡山県の方言ですが、そのギャップも魅力となるでしょう。
「彼氏に『愛しとるけぇ。ええけぇ、わいについてけー(愛してるよ。いいから俺についてこい)』なんていわれたい!」(岡山県出身)
「愛しとるけぇ」/広島県
同じく「愛しとるけぇ」派の多かった広島県。「ばり愛しとるけぇ(とても)」など、前後の言葉の使い方で広島弁であることがわかります。
「愛しちょるよ」/山口県
フューチャーされる機会は少ないですが、実はとてもかわいい山口県の方言。
「語尾に『〜っちゃ』をつけるときに、県外の人から『うる星やつらのラムちゃんみたいだね!』とかいわれます。女性から告白する場合は、『好きっちゃ』とか『好きなんよ』とかが多いですかね」(山口県出身)
「ちゃ」以外にも、「にゃ、ちゅ、ちょ」といった、拗音(ようおん)がつく山口弁。響きがなんともかわいらしくなりますよね。
「山口弁では『〜している』の代わりに『〜しちょる』を使うので、『愛しちょるよ』とかいいますね。方言をあまり使わない若い世代の人たちも、『〜ちょる』は自然に使う人が多い印象です」(山口県出身)
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