辛さは調節可能！タレは自分好みにカスタマイズ

さて、注文ですが、テーブルに備え付けのタブレットを使います。基本はスタッフが入力してくれますが、自分で気になる具材を探してみましょう。

今回頂いたのは、一番人気の「2980円お得コース」（税込3,278円）。

2種のスープに豚肉、牛肉、野菜、デザートなど全14品がついたコースです。中国では単品で注文していたので、このようなお得なセットメニューは日本向けに作られたものかもしれません。

コースでは2種類の鍋を選ぶのですが、海底撈火鍋は四川スタイルの火鍋がウリのお店なので、真っ赤なスープの「麻辣（マーラー）スープ」と「白湯（パイタン）スープ」を選択しました。

タブレットでそれぞれのスープの辛さを調整できるほか、スタッフにお願いすれば味を確かめながらちょうどいい辛さにすることも可能です。

白湯スープは、鶏ガラの旨味が溶け込んだ白濁したスープで、具材を投入する前にパクチーを入れてスープとして楽しむことができます。

準備が整ったらしゃぶしゃぶのように、お好みのお鍋で火を通して頂きます。火鍋には、このスープにはこの具材という決まりがないので、肉や海鮮、野菜など食べたいものを選びましょう。

具材が届きスープが煮立ったら、火の通りにくいものから鍋に入れていきます。テーブル担当のスタッフさんが常に気にかけてくれるので安心。

また、スープに味がついているため、このままでも充分ですが、タレをつけるとさらに味に深みが増します。今回は頼みませんでしたが、トマト鍋もコクと酸味が絶品でおすすめです。

つけダレは、約30種類のタレやスパイスから自分好みにアレンジできるので、辛いものが苦手な人も楽しめます。

綺麗なサシの入ったお肉が、見た目も鮮やかに盛り付けられています。

約30種類の調味料や薬味から自分好みのたれを作れておかわり自由。初めての来店でも、おすすめの調合が記載されているので安心です。

タレコーナーには、枝豆や漬物、ピーナッツやフルーツ、スープなどが用意されており、こちらも無料でいただけます。

お鍋の〆は、目の前で麺のばしの実演が見られる「カンフー麺」がおすすめです。

専門のスタッフがテーブルまで来てくれて、BGMを流しながらアクロバティックに絶妙な柔らかさに整えてくれます。もちもちの食感で、スープもよく絡んで美味。

火鍋と聞くと、辛いイメージがありますが、辛さの調整が出来る上に、トマトや白湯など辛くないスープを選ぶこともできます。私もそうでしたが、火鍋を食べたら、その奥深い魅力にハマってしまう人も多いのです。

タレの組み合わせは無限大なので、自分好みの味を模索してみるのも楽しいはず。美味しい火鍋をお腹いっぱい食べられて、素晴らしいサービスを受けられる「海底撈火鍋」で中国のソウルフードを味わってみてください。

ちなみにトイレのアメニティも豊富です。マウスウォッシュはじめ、クシやボディローション、歯ブラシ、別途ドレッサーまで用意するなど、至れり尽くせり。

ぜひ一度、このサービス精神あふれる「ガチ中華」を体験してみてください。

• image by:岡田すみえ
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