結局、目黒区ってなんで人気なの?東京23区「住みやすい街」ランキング
近年重要視されている項目といえば「自然災害の安全性」。こちらのランキングでも、治安に続いて「目黒区」が首位を獲得しました。大きな理由のひとつが、高層階のビルが少なめという点。さらに海からも離れていることで、津波被害も低くなっています。
とはいえ、懸念点として挙げられるのが豪雨の際に想定される「目黒川」の氾濫。そこで、東京都が着手したのが治水事業です。75mm/hに達する雨天においても氾濫が起きないよう、30年をかけて工事が行われるとのこと。安全性の高まりが期待されています。
いざ居住することを考える時に気になることといえば「近隣住民の関係性」。なんと、こちらでも「目黒区」が第1位を獲得するという強さを見せました。穏やかで暮らしやすいという傾向は、住人の方々の雰囲気にも表れているといえそうです。
毎月の出費を大きく左右する「住宅費用」。家賃や物件の価格においての満足度ランキングでは、意外にも「千代田区」が首位を獲得しました。
土地代や家賃の相場は23区内でもトップといえるほど高価でありながら、それに見合っただけの満足度が得られているといっても過言ではないようです。
最後に、ここまでのランキングを総合した「住みやすさのトータル満足度ランキング」を見てみると、多くの項目で圧倒的な強さを見せた「目黒区」が1位に輝きました。なんと、7部門中4部門で1位となっています。
投票した方々からは「渋谷や銀座などの繁華街にも近い」「飲食店が多いにも関わらず、そこまでガヤガヤしていない」などの声が。人気エリアのメリットとデメリット双方を見事にカバーした、23区を代表する住みやすい区となりました。
個人それぞれに持つ「住みやすさの基準」。今回のランキングを参考に、引っ越しをする前には改めて「生活において重要視する点」を考慮してみるのも、快適な生活への第1歩となるかもしれません。
- source:PR TIMES
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