国内の新婚旅行で人気なのは?甘い「ハネムーン」の行き先ランキング

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2022/02/12

新型コロナウイルスの影響により、不要不急の外出を控えなくてはならなくなった現在。海外旅行は夢のまた夢という状況になり、楽しみにしていた計画が中止になったかたも続出しています。

記念すべき新婚旅行(ハネムーン)を控えたご夫婦も例外ではなく、泣く泣く諦めたというかたも多いのではないでしょうか。そこで今回は、2020年以降に結婚を迎えたかたを対象に「新婚旅行」について調査。まだまだ続く「コロナ禍での新婚旅行」についてチェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

国内に切り替え。新婚旅行をあきらめたケースも

image by:PR TIMES

2020年4月以降に結婚した男女221人に対し行われた今回の調査。そのうち「新婚旅行へ行かなかった」と回答した人は160人と、半数以上を占める結果となりました。「行った」という回答は61人と、3割以下という低い数字を記録しています。

そんななか「新婚旅行の行き先距離」について質問すると、7割強が「飛行機で移動する場所」「車や電車で移動できる場所」を選択していることが判明。コロナ禍であっても、一生に一度の記念旅行にはとっておきの場所を選びたいという想いが感じられる結果となっています。

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行き先」について質問すると、「沖縄県」が13組で最多という結果に。2位は11組で「北海道」となり、人気国内旅行先のトップ3常連の2エリアがここでもその強さを発揮していることがわかります。

沖縄を選んだ人のコメントを見ると、「本当は海外のリゾートに行きたかったが、状況的に日本国内のリゾート地である沖縄に決めた(東京都/28歳女性)」「距離や景観的にも沖縄が一番海外気分を味わえると思ったから(東京都/26歳女性)」と、海外旅行の難しい現在を色濃く反映。

北海道についても「本当はスイスに行きたかったが渡航制限で行けなかったので、国内で爽やかな空気を味わえる北海道に行くことに(広島県/33歳男性)」「本当はハワイに行きたかったが海外には行けないので、国内でなかなか行く機会がなく、美味しいものが多い北海道に(熊本県/27歳女性)」と、こちらも海外を断念しての選択ということが感じられます。

3位にランクインしたのが「静岡県」。日本を代表する観光スポット「富士山」を皮切りに温泉やアウトレットなど楽しみに事欠かないエリアですが、新婚旅行先としては比較的珍しい場所ともいえ、遠方を避ける「コロナ禍」の影響が漂うランクインとなっています。

その他のエリアについても「栃木県の『東武ワールドスクエア』。いろいろな国の世界遺産が見られるので、海外に行った気分で楽しめると思いました(岩手県/26歳男性)」「本当は北欧かカナダでオーロラを見るのが夢だったのですが、この状況なので国内に。普段なかなか泊まれない『ディズニーリゾート』の公式ホテルを選びました(愛知県/29歳女性)」などの声が。


海外旅行と同じくらい、非日常を味わえる場所が選ばれているといえそうです。

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続いての質問は「新婚旅行の日数」について。コロナ禍の影響により短期滞在の傾向が見られており、最多は36.1%の「2泊3日」、続いて21.3%の「3泊4日」となりました。なんと「1泊2日」も19.7%と比較的多く、7割以上が3泊以内という結果となっています。

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さらに、宿泊した旅館やホテルの「1人1泊あたりの価格帯」について質問すると、29.5%で「1~2万円」が最多となり、続いて21.3%で「3~4万円」という結果に。全体の費用も10万円以下に抑えられているようです。

コロナ禍で海外旅行を取りやめて国内旅行へ切り替えるかたが増え、旅行にかかる費用が大幅にダウンしたことに加え、滞在日数が短いこともコストダウンに繋がっていることがわかります。

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そんななか、「行き先は当初の希望通り?」という核心を突いた質問も行われ、6割近くのかたが「前から行きたかったところではない」と回答。残念ながら、泣く泣く断念したというかたも多いことが伺えます。

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希望通りの行き先だったかたと違う場所になってしまったかたとで、満足度に変化はあったのでしょうか。「大満足」という回答は「希望通りの旅先」で8割、「希望通りではない旅先」の方は4割強となりました。

心からの大満足を感じられた人に差が生じているとはいえ、「よくなかった(満足しなかった)」というかたはゼロだったのも注目すべきポイント。

場所がどこであっても、新婚旅行として暖かい思い出が残せていることが感じられる結果となっています。

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