都内の穴場も。春を感じる美しき「梅&桜」早咲き名所で東京さんぽ

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2023/02/10

暖かな陽気が漂い始めると同時に楽しみになるのが春の花々。なかでも日本の春といえば「」や「」ではないでしょうか。

自然や街の中で華麗な光景を作り出し、春の訪れを告げる鮮やかな梅や桜たちは、古来より日本人に愛されてきました。

そこで、今回は東京の中心エリアを構成する千代田区の梅や桜に注目。早咲きにカテゴライズされ、ひと足早く春の風景を楽しめる「千代田区の桜と梅の名所」について、早速チェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

【梅】皇居東御苑 梅林坂

例年の見ごろ:1月中旬~ 3月初旬

image by:PR TIMES

皇居の東御苑に位置し、東京を代表する梅の名所「梅林坂」。その名称の通り、まるで林のように梅の木々が連なる壮観な光景に出会うことができます。

梅の木の数はおよそ約50本にのぼり、紅と白の両方が植樹されているのも特徴です。

さかのぼること1478年、太田道灌が埼玉県川越市に位置する「三芳野神社」より祭神・菅原道真公の分霊を迎え、現在の「平河天満宮」にあたる「天満社」を創建。

同時に100本の梅の木を植え「梅林坂」と呼ばれるようになった、歴史深い名所です。

【梅】北の丸公園

例年の見ごろ:1月下旬~ 2月中旬

image by:PR TIMES

東京メトロ九段下駅より徒歩で約5分と抜群のアクセスで人気の「北の丸公園」。年間を通じて美しい自然の光景に出会うことができます。

梅の時期はというと、なんと1月からスタートするという、東京でもトップクラスの早咲きスポットです。


整備された森林公園であり、鑑賞のしやすさはお墨付き。梅は中央エリアの「中央樹林地」に位置し、古き良き江戸の面影を感じながら眺める春の訪れは格別。

多くの重要文化財やカフェ「ザ・フォレスト北の丸」などもあり、ゆったりと散策を楽しめます。

【梅】靖国神社

例年の見ごろ:1月中旬~ 3月初旬

image by:PR TIMES

明治維新を機に、新たな世へ向けて戦い発生した多大な戦没者たちを慰霊するため「招魂社」として創建された「靖国神社」。数々の作品で描かれた桜の美しさでも突出して著名ながら、梅も非常に見応えがあることでも知られています。

梅の咲き乱れるゾーンを訪れると、見惚れてしまうほど鮮やかな「紅梅」、濁りない白色の「白梅」の 2 種が競演。実った梅の実は例年6月になると神前へとお供えされています。

平和な日々をもたらしてくれた人々へ思いを馳せながら、神秘的な姿を眺めることができる絶景名所です。

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