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【絶景】まるで夢を見ているかのよう…心惹かれる海の美しい景色

本格的な夏が始まり、暑い日が続いています。2022年は梅雨明けが例年より早いとされているためか、なんだか夏が長く感じますよね。そんな暑い季節だからこそ、涼しげな写真に癒されたいもの。

今回は、水中写真家・鍵井靖章さんがカメラにおさめた貴重な海の「絶景写真」をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

水中でしか出会えない不可思議な空間

撮影地「阿嘉島」image by:鍵井靖章

この景色を撮影していると雨音が強くなって「ザッー」って水面を叩く雨の音が水深10mまではっきり届いていたの。

この音をどのように表現すれば良いのか…昔のブラウン管テレビの放送後の砂嵐は簡単に連想するのだけど、もっと若い人にも理解できる表現はないかな?と考えていたの。

すると雨足が弱まって少し静寂が訪れて、そしてまた「ザーッ」って強く降り出したの。その感じが舞台の音響効果に似ていて、海の中で水に包まれているので改めて濡れることもなく音だけを聴いていると、まるで客席に座って観劇してる気持ちだった。心の中にだけ雨が浸透していく感じ。

慌ただしい1年だけど一生懸命に生きてます。

撮影地「阿嘉島」image by:鍵井靖章

潜り慣れたアマビーチで潜っていたとき、私は水面の雨のデザインが気になって最初からずっと水面を撮影していた。すると急に白い物が寄せてきて水面下は真っ白になった…。見たこともない世界が急に現れて、私は大興奮…。見ると泥のような感じ。安全だと思い撮影を続けた。

ダイビングを終えて聞いてみると、大雨のせいで島の土砂が流れてそれが海中に入って広がった現象のようだった…。夢のような不可思議な世界だった。

撮影地「阿嘉島」image by:鍵井靖章

阿嘉島では初めて潜るポイントも開拓したのですが、あるポイントへ2回目に行った時、気がつくと初回と同じところで撮影している。撮影していて「この景色前回撮影したぞ…?」ってなる。「ここだ!」と思うとこは結構ブレずに同じ場所なんだと自分でもクスッと笑えました…。


撮影地「愛南」image by:鍵井靖章

愛南に来るのは3回目なのですが、初めてマクロ撮影をしました。いつもは海底に捨てられた空き瓶などに住んでいることが多いミジンベニハゼですが、愛南の海ではフジツボの殻の中にたくさん住んでいました。やっぱり自然な環境は良いですね。

撮影地「愛南」image by:鍵井靖章

SNSでも上げましたが愛南の新しいポイントに潜りました。ここを見た時ここは侵入して私が吐いた泡でここに付着するイソバナなどに負担を掛けていけない…と思い、そうしました。できるだけ自然にインパクトのないように変わらぬ景色であることを望むので。

ある日撮影していたら、この横穴にいたコロダイやイラなどが、慌てて一斉に飛び出してきて???と思って覗いてみたら、反対側からゲストを連れた都市型のイントラさんがゲストを撮影しながら中を進んできた。

それを見た現地のガイドさんが慌てて出てくるように促していた。最初に入ってはいけないという注意を忘れていたようだけど、なんか「あ…海を生業している人もそんな感じなんだ…」と少し失望した。

この景色を見て、ここは不可侵な場所なんだと少しは思わなかったのかな…。その都市型のイントラさんもゲストに良い記念を届けようとしたのだと思うけど、なんか寂しい思いになった。自分もできている訳ではないけど、もっと海と優しく付き合っていきたい。

  • image by:鍵井靖章
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