初心者に優しく、女性に嬉しい設備も

「オートキャンプ」と名が付いているように、車で訪れる方はあまり気にすることはないのかもしれませんが、私のようにバイクで訪れる方は、積載量の関係から、薪や炭、水などはなるべく現地で調達したいと考える方も多いでしょう。

また、キャンプ経験が少ない方の場合には、何を持って行って良いのか迷ったり、現地に到着してから「アレ持ってくるべきだった～」と思うこともあるかもしれません。

「オートキャンパーズエリアならまた」の管理棟には、薪や炭、着火剤の他、ビールや水、レトルト食品など、キャンプ気分を味わうのに最低限必要、かつうっかり忘れがちなモノがそろえられています。このため、積載制限のあるライダーやキャンプ初心者にもやさしいキャンプ場といえるでしょう。

シャワーも完備され、トイレも清潔（土足禁止）で、トイレと炊事場のあるサニタリー棟がどのサイトからも比較的近い位置に点在（3棟）しているため、女性やお子さんにも嬉しい配慮がなされているといえます。

テントやタープなど、レンタルグッズも豊富にそろえられているのですが、コロナ禍の折、機材やシュラフ等のレンタルを停止しているキャンプ場も少なくありません。レンタルする場合にはあらかじめ電話で確認することをおすすめします。

周辺には温泉に、おしゃれなカフェもあり

ダム湖というのは、比較的山深い場所に存在することが多く、ここ「オートキャンパーズエリアならまた」もそういった山深い場所に存在するダム湖の畔にあります。このため、食材などの買い出しには、山の麓まで降りる必要があります。

水上方面からのアクセスで最も近いスーパーは、「道の駅みなかみ」の隣にある「サンモール水上店」になるのですが、このスーパーでさえ、車で約40〜50分の距離ほど。そのためキャンプの食材等は、キャンプ場に行く前に買いそろえるようにすると良いでしょう。

買い出し施設が遠いと一見不便なようにも感じることがありますが、その分、“生活感”からも距離を置くことができ、“自然環境”を感じることができるようになるといったメリットがあります。

買い出し施設が遠い一方で、「オートキャンパーズエリアならまた」から比較的近い場所には、「龍洞」や「湯元館」といった温泉施設もあるので、キャンプ帰りなどに立ち寄るのも良いでしょう。

最後に、キャンプとは直接関係がないのですが、「オートキャンパーズエリアならまた」と「道の駅みなかみ」の間で、「道の駅みなかみ」に近い道沿いにもとても素敵な場所があります。

それが、肉屋のレストラン「育風堂精肉店」や、バームクーヘン専門店の「GARBA　Cafe」、おしゃれな「山カフェ ボサノバ」といった、オシャレなレストランや、人気カフェなどもあります。キャンプ場へ向かう途中、あるいはキャンプ場からの帰り道などに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

• image by:梅原慎治
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