真っ赤な鳥居がずらり。山口県で再発見した自然が魅せる絶景スポット2選
輝くブルーのグラデーションに出会える島
「元乃隅神社」から海沿いをさらに西へ車を走らせること40分。南の島のリゾートのような真っ白な砂浜が広がる美しい海と出会えるのが「角島」です。
角島への旅は、全長1780mの角島大橋を渡るドライブから始まり、これがなかなかにドラマティック。橋の上から眺める海のブルーの美しさに一気にテンションが上がります。
東西に長細い角島は、端から端まで車で10分ほどの大きさです。西の先端には島のシンボルである角島灯台があり、灯台の上から眺める大パノラマの風景は一際ダイナミック。
島の北先端にある牧崎風の公園からは大パノラマで視界の先に広がる水平線が素晴らしく、秋には一面に群生するダルマギクの花を楽しめるスポットとなっています。
公園の手前には牛が放牧されている牧場があり、のんびりと草を食む牛たちの姿にも出会えるかもれません。
また、角島イチの映えスポットとしては、2005年に公開された映画『四日間の奇蹟』で使われた礼拝堂セットがあり、青空の下にポツンと佇む小さな白い教会はなかなかにフォトジェニック!ちょっとここが日本とは思えない雰囲気です。
そしてなんといっても一番素晴らしいのは言うまでもなくビーチの美しさ。足元に広がる真っ白な砂浜が透けて見える浅瀬の部分はターコイズ色で、沖へ行くほどにマリンブルーからコバルトブルーへとグラデーションを変え、至福のブルーに輝く海の色に思わずうっとり!
初めて訪れる人は日本海の海の美しさにノックアウト!という気分ではないでしょうか。十分に海外のビーチリゾート気分を味わえます。
夏の間はキャンプ場の利用もできるので、季節によっていろいろな楽しみ方ができるのも角島の魅力。ちなみに、角島ではトゥクトゥクのレンタルがあるので、ゆっくり島を観光したい人におすすめ。
トゥクトゥクは、アジアの国々でよく見かけるガソリンで走る3輪のあの乗り物です。潮風を感じながら小さな風景を探してゆるりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
山口県のピンスポットを2つお届けしてみましたが、いかがでしょうか?本州の一番西に位置する山口は、萩や下関といった観光地が有名ですが、自然が織りなす素敵な絶景スポットも充実。
絶景スポット好きのみなさまには、ぜひ国内の行きたい絶景リストに加えてみていただければ幸いです。
- image by:Shutterstock.com
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。