日本に来た外国人が「これは遅れてるな」と感じたがっかりサービス

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2023/08/16

電車の環境は世界一!?スムーズな公共交通期間と、街の清潔さに絶賛の声が

日本のサービス改善の要望を伺う一方で、旅行中に「いいな」と感じたできごとについても教えていただきました。

image by:Unsplash

旅行中に必ず頭を悩ませるのが移動手段。観光名所や繁華街は駅からのアクセスもよく、多くの観光客は「電車」を使って目的地をまわったのだそう。そんな移動手段の筆頭といえる電車に、絶賛の声が寄せられました。

「母国カナダと比べ、交通機関が発達していて便利です。電車やバスが時間通りに動いていて移動が楽ですし、新幹線や飛行機で遠くまで行けることも良かったです」(28歳/カナダ)

「母国では鉄道網が完備されておらず、タクシーを捕まえるのに苦労します。日本は鉄道網が完備されていてタクシーを利用せずともほぼ好きな所へと移動できる。非常に便利で鉄道移動が楽しいです」(33歳/オーストラリア)

「ICカードでスムーズに駅に入れるのがすごく好きです。台湾では少なくとも1秒ほど停止する必要がありますが、日本では0.5秒ほどで済みます。台湾のMRTシステムも、日本のように便利になればいいなと思います」(29歳/台湾)

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同時に多く上がっていたのが「安全面」。日本の治安の良さは海外でも高く評価されていることのひとつで、海外諸国と比べて、時間帯を問わず命の危険を感じることが非常に少ない点は旅行者にとって大きな魅力となっています。

「路面店やガソリンスタンドで、若いギャングに襲われるかもと心配しなくて済むのがいい。治安が守られているから子どもと一緒に行っても安全で、とても良いと感じました。子どもを連れていると笑いかけてくれたり、愛想もよかったです」(40歳/ニュージーランド)

「治安が良くて安心でき、夜遅くまで外出しても危険を感じることがなく、レンタカーで車中泊をしても問題ありませんでした」(28歳/カナダ)

「街の安全性と清潔さに日本のよさを感じます。日本では夜遅くまで外出しても危険を感じませんでした。街や公共施設はとてもきれいで、日本人は自分の周りに気を配っていると感じました。」(28歳/アメリカ)


「母国と比べての日本の良さは安全性です。夜も1人で歩けるし、貴重品も盗まれる心配がありませんでした。アメリカは犯罪が多く、常に注意しなければなりません」(26歳/アメリカ)

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また、アメリカから訪れた男性は、「日本は治安が良く人々が親切で温かいです。アメリカは基本的に個人主義な価値観の人々が多く、自分さえよければ他人は関係ないという考え。他人に対して気遣いをしません」と話します。

続けて、「日本人は他人に対して譲り合う気持ちがあります。財布を道端で拾えば交番に届けたり、酔い潰れ道端で倒れている人がいれば警察や救急車を呼んだりも。他人を思いやる心があるので、本当に素晴らしいと思います」と、日本人に対する理解を述べてくれました。

アメリカの違いを聞いてみると、「アメリカでは、道端に財布が落ちていれば中身の現金を抜き取り財布を放置するし、酔い潰れて道端に倒れている人がいれば、ポケットから財布やスマホを抜き取り、腕時計を外していきますよ」とのこと。

こういったリアルなエピソードを聞くと、日本と海外の治安の差を実感しますね。

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治安の良さに加え「清潔さ」にも称賛の声が。

「場所にもよりますが、ほとんどの道路がきれいで安心して歩くことができます。スペインはどこに行っても“犬の落し物”がたくさんあるので、下を見ながら歩き続ける必要があります。周りの景色を見ている余裕はありません」(48歳/スペイン)

「ゴミはゴミ箱へ、または持ち帰るという概念が存在することがすごい。しかもトイレは自動で流れるのが当たり前でしょう?スペインは「古きを大切に」という文化ということもありますが、最先端の「ドラえもんの世界」をまざまざと見せてくれるのが日本です」(37歳/スペイン)

日本では当然のように一定の清潔さが保たれていますが、コメントで挙がっている海外諸国との違いを見ると、文化の違いも感じられますね。

今回は、外国人観光客の方々が感じた「母国との違い」や、旅行中に利用した「日本のサービス」についてたくさんの意見をいただきました。

これからますます増えることが予想される海外からの旅行者たち。日本の美しい観光スポットを大いに楽しんでもらうためには、過ごしやすい環境整備を一層整えていくことが1番の近道といえそうです。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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