昭和のモダニズムとレトロブームが融合、豪華絢爛な「ホテル雅叙園東京」
レトロ感漂うイラストやインスタレーションの展示
木造建築の7部屋には、文化財の中にきらめく温泉街のネオン看板や、ずらりと並んだ東北6県・約200体の個性豊かなこけしなど、文化財建築を舞台に現代アートの展示作品も並びます。
イラストレーターの中村杏子氏が手がける作品には、郷愁漂う商店街やお土産物が登場。
昭和の世代には懐かしさがある一方、その体験を知らない世代には、鮮やかな色使いが新しい日本の風景を魅力的に表現している、まさに「ニューレトロ」な世界観。
また、アーティスト・はらわたちゅん子氏が手掛けるのは、架空の温泉街をカラフルなネオンで表現したインスタレーション。
アクリルパネルに写し取るネオンサインから、実際にネオン管で再現しているアートまで、感性を刺激する作品です。
絵本や書籍、雑誌を中心に活躍するイラストレーター佐々木一澄氏の作品は「こけし」。
佐々木氏の書籍『こけし図譜』に掲載されている東北6県の伝統的なこけしたちの原画に加え、約200体に及ぶ実物のこけしが並ぶ圧巻の会場も登場します。
さらに、文筆家の甲斐みのり氏が全国を旅し、各地で出会った地域愛あふれるパンを紹介した書籍『日本全国 地元パン』(エクスナレッジ 刊)のパネル展示も開催。
甲斐氏が全国をめぐって収集したパン袋も一堂に展示され、地域ごとのパン文化が楽しめます。地域や時代の特徴がつまったパンはまちの文化や歴史を紐解く貴重な資料です。
今回は、ホテル雅叙園東京の「懐かしく新しい“レトロ”を旅する 古今東西ニッポンの風景」をご紹介しました。
日本が育んだその土地ならではの文化を、ロマンに満ちた展示とともに豪華絢爛な建築の中で楽しめる今回の企画展。古き良き時代への思いを馳せながら、ひとときのタイムスリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- ホテル雅叙園東京
- 東京都目黒区下目黒1-8-1
- 03-3491-4111(代表)
- 目黒駅より徒歩約3分
- 公式サイト
- source:PR TIMES
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