ゲゲゲ!リニューアルした「水木しげる記念館」に行ったら周辺も妖怪だらけだった
紅ズワイガニや境港サーモン!漁港そば、旬の海鮮が手に入る
境港にある境漁港は、日本海有数の水揚げ港。紅ズワイガニの水揚げ量日本一、生本マグロも全国有数の水揚げ量を誇ります。
この漁港すぐの目の前にある「境港水産物直売センター」は、12の鮮魚店舗が集まる魚市場。「安くて新鮮」と地元の人々や県外からの遠方からの観光客ら、年間約70万人が訪れます。
中に入ると、せり落されたばかりの新鮮な魚介類が並び、休日は威勢のいい掛け声で活気にあふれています。2022年にリニューアルし、まだ新しくてきれいな建物。
紅ズワイガニ(9~6月)をはじめ、生本マグロ(6~7月)、地元でしかほぼ見られない境港サーモン(3~5月)、幻の海老といわれるモサエビなどが時期ごとに手に入ります。
買った魚をすぐ刺身でさばいてもらってフリースペースで食べたり、各店舗で試食したりできるのも好評とのこと。食事処として、漁協直営「境港のさかな塾」もあり、海鮮丼や定食などを味わうことができます。
- 境港水産物直売センター
- 鳥取県境港市昭和町9-5
- 0859-30-3857
- JR境港駅より車で約5分、路線バスで約15分
- 定休日:火曜(一部店舗は営業)
- 8:00〜16:00
- ホームページ
境港名物!12種類の具がはみ出るぜいたくな「海鮮丼」
境水道に面した場所にある食事処「海月丸(かつきまる)」は、海鮮丼をはじめ、日本海の海の幸が絶品と人気のお店です。境港出身のオーナーが「地元そして旅行客に愛されるお店にしたい」と、この地に店を構え、山陰・境港で旬の新鮮な海鮮が思う存分堪能できます。
特に、店の看板メニューである「てっぺん海鮮丼」(2,970円)は、甘みが特徴の紅ズワイガニを丸ごと1枚乗り、ほかに、12種類もの旬のネタもあって丼からはみ出した、そして食べ始めてもなかなか下のご飯が見えてこないという贅沢さ。
取材した4月はカニ、ブリ、サワラ、シメザバ、タコ、境港サーモンなどの魚介類に加え、イクラや卵まで12種類でした。
その他、海鮮丼のハーフサイズ、子ども向けのキッズ海鮮丼、刺身や煮魚などがセットになった各種定食、天ぷらやしゃぶしゃぶまで付く「海月丸御膳」(3,850円)もおすすめ。山陰の海鮮を心置きなく食べ尽くしたいなら、ぜひ一度「てっぺん海鮮丼」にチャレンジしてみてください。
- 旨いもん市場 海月丸
- 鳥取県境港市相生町16
- 0859-42-6897
- JR境港駅より徒歩約15分、車で約3分
- 定休日:水曜
- 11:00~14:00
- ホームページ
東京から飛行機で片道1時間20分、安く買う方法は?
水木しげる記念館、水木しげるロードなどがある境港駅周辺は、米子空港(米子鬼太郎空港)が最寄りです。羽田から米子まで片道1時間20~30分。ANA便が1日6便運航しています。
飛行機の運賃は早めの予約購入かセールで買うのが最も安価。大阪・神戸からだと高速バスが本数多く、運賃もJRより安くておすすめです。
境港駅は、JR境線で米子駅から約1時間、米子空港駅から約20分。JR境線は本数が1時間1本程度と少ないので注意しましょう。米子~境港間は、路線バスもあります。
リニューアルして充実した展示内容の水木しげる記念館をはじめ、周辺は「妖怪スポット」だらけで、街歩きが本当に楽しめ、夜の水木しげるロードはさらに異空間。加えて、日本海の海の幸や美味しいお酒も堪能できます。鳥取・境港を、ぜひ旅してみてはいかがでしょうか。
- (C)水木プロダクション image by:シカマアキ
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