東京の桜はここから始まる。靖國神社だけが持つ「春の特別」
ニュースで「東京の桜が開花しました」と流れるたびに、この標本木のことが頭をよぎる人も多いのではないでしょうか。靖國神社は東京管区気象台が桜の開花・満開を観測する「標本木」があることでも知られており、東京の春の“基準”そのものでもあります。
そのような場所でただ桜を眺めるだけでなく、夜桜や伝統芸能の奉納、さらには相撲まで。実は靖國神社の春は、他では味わえない特別なコンテンツが目白押しなんです。今年の春は、ひと味違うお花見体験を靖國神社で過ごしてみませんか?
約500本の桜が境内を彩る、都心の桜の聖地

靖國神社が桜の名所として知られるようになったのは、はるか昔のことです。広い境内には、ソメイヨシノを中心に、しだれ桜や早咲きの河津桜など、さまざまな品種の桜が約500本も植えられています。
桜の季節になると、内苑はあたり一面が淡い桜色に染まります。特に見ごたえがあるのは、遊就館前に続く桜並木。木漏れ日の中をゆっくり歩くだけで、日常の喧騒から切り離されたような、凛とした空気を感じることができます。
また、神池庭園の水面に映る桜の姿も、写真映えするスポットとして人気です。水面に揺れるピンクの花びらは、まるで絵画のような美しさ。参拝がてら、カメラを手にぶらりと歩いてみるのもおすすめです。
昼間とはまるで別世界。「夜桜詣」は必見!

靖國神社の桜が特別なのは、昼間だけではありません。3月26日(木)から31日(火)までの6日間、夜間限定の「夜桜詣」が開催されます。
普段は夜になると閉められる神門の扉が、期間中は午後6時から午後8時の間だけ開放されます。内苑への立ち入りはできませんが、神門の向こうにライトアップされた桜と社殿が幽玄な姿で浮かび上がり、昼間とはまったく異なる景色を目の当たりにすることができます。

静寂に包まれた境内に、柔らかな光に照らされた桜の花びら。その光景は、「幻想的」という言葉以外に表しようがありません。日中の賑わいとはまた違った雰囲気で、カップルでも、一人でも、じっくりと桜と向き合いたい人にこそ訪れてほしい一時です。
境内を彩る春の奉納行事
靖國神社の春が面白いのは、桜だけにとどまらない点です。この季節にしか出会えない奉納行事が、境内各所で繰り広げられます。伝統と熱気が交差する特別な時間が味わえることでしょう。では、どんな催し物があるのか、見ていきましょう。
奉納演芸

3月29日(日)の正午、境内の能楽堂では落語芸術協会による奉納演芸が行われます。演目は「落語」と「太神楽曲芸」。桂小文治師匠の落語と、翁家和助・小花による曲芸が披露される予定で、観覧はなんと無料です。春の風を感じながら、日本の伝統話芸に触れることができる贅沢なひとときを、ぜひ体感してください。
奉納プロレス「大和神州女祭り」

同じく3月29日(日)には、史上初となる女子プロレス団体による奉納プロレス「大和神州女祭り」が境内相撲場の特設リングで開催されます。開場は午前11時15分、試合開始は正午。伝統ある境内に、選手たちの気迫あふれる熱戦。これほど異色の組み合わせもなかなかありません。
奉納夜桜能

4月6日(月)、7日(火)の2日間は、東京最古ともいわれる靖國神社の能楽堂で「奉納夜桜能」が開催されます。当代きっての能楽師・狂言師が集い、夜桜を背景に繰り広げられる格調高い演能は、一生に一度は体験してみたい贅沢な一時。開場は午後6時10分、開演は6時45分です。
奉納大相撲

締めくくりは4月13日(月)に行われる「奉納大相撲」。日本相撲協会所属の力士たちが来場し、国家安泰・五穀豊穣を祈念する「土俵祭」のほか、横綱以下幕内力士による土俵入りも行われます。本場所さながらの迫力を、靖國神社という特別な舞台で体感できます。
キッチンカーでひと休み。ゆったり楽しむ春の境内散策

行事の合間や参拝後に小腹が空いたら、外苑憩いの庭に出店するキッチンカーへ。3月13日(金)から4月8日(水)の期間中、毎日午前11時から午後5時頃まで営業しています。軽食を片手にベンチに腰を下ろし、桜を眺めてのんびり過ごす…。そんなゆったりとした時間も、靖國神社ならではの楽しみ方のひとつです。
この季節だけの特別な授与品も

靖國神社では、桜の季節限定の頒布品も見逃せません。
春の参拝のお守りとして、3月20日より頒布される「花みまもり」は期間・数量限定の品。初穂料は1,500円です。桜の季節にしか手に入らない特別なお守りは、自分用にも、大切な人へのお土産にもぴったりです。
また、春季限定として、切り絵と刺繍の朱印も授与されます。奉納大相撲と、戦争で亡くなった軍馬の慰霊像をモチーフに、桜があしらわれた美しいデザインは、御朱印集めをしている人にとって見逃せない一品です。
靖國神社は「桜+α」を楽しめる、春の必訪スポット

都心にありながら、これほど多彩な春の楽しみ方ができる場所は、なかなかありません。靖國神社の桜は、ただ眺めて終わりではなく、夜桜詣・落語・能・相撲・プロレスといった日本の伝統文化が一堂に会する、まさに「春の総合エンターテインメント」です。
アクセスは東京メトロ・都営地下鉄の九段下駅から徒歩数分と抜群。上野や渋谷のような混雑とは異なり、凛とした参道の空気の中で桜と向き合えるのも、靖國神社ならではの魅力です。
今年の春、まだお花見の予定が決まっていないなら、ぜひ靖國神社へ。桜と歴史と文化が交差する特別な春の一日を、ここで過ごしてみてください。
- 靖国神社
- 東京都千代田区九段北3-1-1
- 03-3261-8326(代)
- 九段下
- 6:00-17:00(3〜10月は18:00閉門)
- 公式サイト
- source:PR TIMES
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