江戸の美意識が現代アートと出会ったら…?累計1,300万人が魅了された「金魚アート」が埼玉に!
アートの世界へ導く12のエリア

会場内は全12のエリアで構成され、それぞれが異なるコンセプトのもとで金魚の美しさを表現しています。入場から退場まで、ひとつひとつのエリアが物語のように続く空間設計も、アートアクアリウムならではの醍醐味です。
1.金魚品評

旅のはじまりを飾るのは、18基の水槽が連なる「金魚品評」です。江戸時代から親しまれてきた「上見(うわみ)」という鑑賞方法で、さまざまな品種の金魚をじっくりと味わえます。水底に映る金魚の影までも計算された演出は、日常では気づかない金魚の造形美を静かに教えてくれます。
2.金魚の滝・金魚の石灯籠

重層的に連なり、静かに流れ落ちる水のカーテン「金魚の滝」は、視覚と聴覚を同時に満たす清涼感あふれる作品です。左右には神社仏閣の石灯籠をモチーフにした水槽が並び、火袋の中を泳ぐ金魚がまるで灯火のようにゆらめきます。
せせらぎの音に耳を澄ませながら佇む時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる、深呼吸のような一角です。
3.うつし金魚の間(※初お披露目)

本展で初めてお披露目となる新作エリア。手毬・ぼんぼり・行燈をモチーフにした水槽が、四面を鏡で囲まれた空間の中に立ち並びます。幻想的な灯りが鏡の中へと無限に連なっていく光景は、現実と幻想の境界線が溶けていくような感覚を覚えます。
自分自身もその風景の一部となるような没入体験は、言葉よりも写真よりも、実際にその場に立ってこそ理解できる美しさです。
4.花舞・金魚の水琴・九谷五彩金魚

花と金魚が互いを引き立て合う、華やかな三作品が集うエリアです。様々な花で空間を埋め尽くす「花舞」、日本庭園の水琴を花で表現した「金魚の水琴」、そして伝統工芸・九谷焼と花を融合させた「九谷五彩金魚」。三者三様の表現が、ここに集結します。
日本の四季と花文化を愛でながら泳ぐ金魚の姿は、いわば多彩な花と金魚の饗演、まるで生きた絵画のようです。
5.ギヤマンリウム

「ギヤマン」とは、江戸時代にガラスやダイヤモンドなどキラキラしたものを指した言葉。そのネーミングが示すとおり、多面体の水槽作品が光を複雑に屈折させ、金魚が泳ぐ空間をいっそう幻想的に演出します。角度を変えるたびに異なる表情を見せる光と水の世界は、見る者を飽きさせません。
江戸のきらめきが現代のアートとして蘇る、洗練されたエリアです。
6.金魚コレクション

ふだんなかなか目にする機会のない珍しい品種を中心に、種類ごとにアートギャラリー形式で展示するエリアです。計算されたライティングのもと、金魚をさまざまな角度から鑑賞できる設計は、まるで高級ギャラリーで美術品を愛でるような体験。
「金魚ってこんなに多様だったのか」という発見が、きっとあなたの金魚観を変えてくれます。


